「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【お知らせ】9月の更新予定。(19.8.27)

こんばんは、鈴木です。

この2ヵ月ほどはチーム状況を追うようなレポートばかりになってしまい、その他周辺の話にエネルギーを注げなかったことを反省しています。本当はこんなときだからこそ、本来サッカークラブが持っている明るいニュースや、読者が光と思えるものをピックアップして届けることが本ウェブマガジンの役割だと認識しているのにも関わらず、どうしても目の前で起きているトップチームの一挙手一投足を届けることばかりに躍起になっていました。

そんなときに間に差し込まれる平井久美子さんの選手たちの”サッカー以外のお話”コラムは少なからずこのサイトにとってのブレイクタイムになっているかなと思っています。平井さんには「空気読まないでくださいね」とお伝えしているので、これから終盤戦も変わらぬスタンスで原稿をまとめ、味のある写真を提供してくれると期待しています。

 

昨日今日とチームがオフとなる中、僕は田坂和昭監督がこれまで辿ったキャリアに詳しい著書や文献をもう一度読み返していました。過去のキャリアからすれば、選手たち同様、田坂監督も力を出し切れていないように感じざるを得ません。采配についても、勝負できないような指揮官では決してない。

日頃はこつこつとトレーニングを積む指揮官の、火事場になると「おりゃー!」とばかりに肚をくくるような采配には、いつもワクワクさせられた。

著書の一節です。その采配、まだ見ていません。とっくに火事場だこの野郎と憤慨する向きもあるでしょう。残り13試合、勝負時を待っているのでしょうか。次節は水戸との北関東ダービー。上位に飛躍する水戸に勝てばとてつもなく大きな勝利となり、負ければとてつもないダメージを被るだろう宿敵との大一番。肚をくくるには申し分ない火事場に違いありません。よろしくお願いします。

 

さて、来月のラインナップや基本的なルーティーン(日曜日が試合の場合)は以下のとおりです。 

月 試合レビュー

火 オフorアカデミーレポート

水 トピックスorコラム

木 何かあれば

金 練習レポートや選手コメント

土 試合前の監督・選手コメント、プレビュー

日 試合日の監督・選手コメント

※【連載ラインナップ】カキスギちゃん!、平井久美子の栃木SC突撃レポ、北関東ライター通信、OB探訪、蹴辺の栃木たちなど。

 

9月中旬には栃木SC U-18の浜嶋淳郎監督のインタビューを掲載予定です。10月からJユースカップが控え、また現在首位を走る県リーグを制覇すれば年末にはプリンスリーグ昇格決定戦に挑戦する見込みです。今季はU-18がトップチームとトレーニングマッチを戦う機会も多くなっているので、U-18から見たトップチームという目線も補完できるかなと個人的に楽しみにしています。

 今週は明日から3日間トップチームの練習場に張り付きます。トップチームの情報ばかり届けてしまっていると反省しながらも、本サイトの本筋であるトップチームの取材の量は落としません。結局はやめられないのです。選手たちのあがきが幾分でもプラスに転じる瞬間は必ず練習グラウンドに落ちているから。それを見逃したくないからです。

 

栃木フットボールマガジン 鈴木康浩

山形戦の試合後の取材中、カメラ目線をくれたメンデス。リーグ戦出場はJ2昇格を決めた17年最終節アスルクラロ沼津戦以来、1年半ぶりとなる出場となった。帰還、おめでとう。

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