「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【全選手レビュー2018】栃木SC 和田達也 順調な成長曲線で遭遇したアクシデントと現在地。

和田達也。後期を迎えた頃には必ず試合に絡むメンバーになっていた。

 

24 MF 和田達也

17試合出場(975分)/17試合中0得点

 

ケガさえなければもっと出場数を重ねていたのは間違いない。和田達也は昨季、11試合出場(343分)1得点という戦績を残していたが、横山雄次監督に大事に育てられるように順調に試合出場の時間数を伸ばしていた。

記録を振り返ると開幕季の2節岡山戦、3節山口戦、6節岐阜戦にスタメン出場を果たしている。いずれもボランチとして出場した。昨季は最終節の決戦、沼津戦にボランチでスタメン出場しているだけに、今季はさすがに昨季からの上積みを感じさせるスタートだった。

ただ、5節岐阜戦の試合後にはロッカールームで指揮官から「お前が1対1で負けたから失点したんだよ!」と愛情いっぱいに怒鳴り散らされている。他の若手選手同様、指揮官の厳しい鞭を全身で浴びながら、それでも試合への出場機会を徐々に増やしていっていた。期待されていたのだ。

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