「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【プレビュー】栃木SC J2第32節徳島ヴォルティス戦 後期戦の好調同士、矛と盾のぶつかり合い。

前節は岡山に反撃及ばず0対1、10試合ぶりの敗戦を喫し、連勝が「4」で途切れた。31節終了時点で、11勝8分12敗、13位をキープしている。敗れたが引き続きチーム状態はよく、上位に食らいつくためにも今節は落とせない。栃木の今節の相手は徳島ヴォルティス。後期戦だけで勝点22を積みあげ好調を維持する。難しい試合になるが、栃木はこれまで同様に粘りの戦いを見せたいところだ。今節は鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムで19時キックオフ。

端山豪。前節はゴール前で見せ場を作った。結果を掴み取るプレーを見せることができるか。

 

徳島のバラル、ウタカといった強力FWをいかに抑えるか

前節10試合ぶりの敗戦を喫した栃木は今節、アウェイの徳島に乗り込む。

31試合を消化し、栃木の勝点は41。前節栃木が敗れた岡山が47、今回対戦する徳島も47J1昇格プレーオフ圏内を狙うチームとの対戦が続くが、このグループに食らいつきながら、緊迫感ある残り11試合で経験値を積み上げたいところだ。

 

10試合ぶり敗戦後に迎える徳島戦はまず「負けを切ること」(西谷優)が大事。連敗するようだと、せっかくの9戦負けなし4連勝という右肩上がりの流れや雰囲気が途切れてしまう。

だが、下を見るのではなく、見るべきは上だ。上に食らいつくにはこの試合で「最低勝点1」(西谷優)が必要。残り11試合の行方を左右する、非常に大事なターニングポイントだと見る。

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