「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【プレビュー】栃木SC 栃木トヨタカップ 第22回栃木県サッカー選手権大会決勝 栃木ウーヴァFC戦 ゴールを奪うのは誰か。攻撃陣が結果を出して優勝することがミッション。

昨季JFLで竹中公基は17ゴールを量産したが、そのゴールラッシュは6節ウーヴァ戦から始まった。そろそろゴールが来そうな予感。

 

栃木トヨタカップの優勝回数は栃木SCが9回、ウーヴァが8回

 

栃木県サッカー選手権大会。栃木トヨタがメインスポンサーとして冠し、『栃木トヨタカップ』として栃木県のサッカーファンや関係者に知られる。天皇杯本大会の栃木県代表を決める大会である。

22回の今大会は、J3栃木SCJFL栃木ウーヴァFCの決勝戦となった。

 

栃木SC2009年にJ2に昇格して以降、J2チームとして天皇杯本大会の出場権を与えられてきたため不参加だった。が、J2からJ3に降格した昨年、本大会出場枠が与えられないJ3のチームとして8年ぶりに参戦。準決勝で、決勝進出常連のヴェルフェたかはら那須(関東1部)に0対1でまさかの敗戦を喫したのは周知のとおりである。

 

この大会、栃木SCJFL時代にコツコツと優勝回数を積み上げて、その数は9回。

二番手は、栃木SCがJ2に昇格して以降の8大会中、6度頂点を制してきた栃木ウーヴァFC。前身である日立栃木ウーヴァスポーツクラブ時代も含めて、優勝回数は8回を数える。

 

今回、栃木SCがウーヴァに後塵を拝すれば優勝回数で並ばれる。栃木SCが来季以降にJ2以上の舞台を視野に入れるのならば、ここでウーヴァにしっかり勝ち逃げしておきたいところである。

 

■栃木県サッカー選手権大会優勝回数

栃木SC 9

栃木ウーヴァFC 8

ヴェルフェたかはら那須 2回

ワールドブリッツ小山 1回

真岡高校 1回

 

ワールドブリッツ小山…戸塚哲也とか懐かしいなあ……そんな思いがこみ上げるが、ここで触れるとキリがないので割愛する。

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