「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【PLAYERS Column】栃木SC GK竹重安希彦が試合中に思い出す大事なこと。

何も変わらずに準備をしてきた竹重の中で変わったものとは?

 

「助けられた感じです。すごい声出していますよ。集中! って叫んでいるし、CKになると一番声を出しているのはタケさん(竹重)ですね。それでピリッと冴えるし、本当は自分がやらないといけないんですけど、アップアップになっているときにタケさんの声を聞くと我に返るというか、やんなきゃ、って思うんです。ありがたいっす」

服部康平がいう。

竹重安希彦がその好セーブで町田戦、山形戦と2戦連続で零封に貢献した。昨季のJ35節沼津戦(〇21)以来、およそ1年ぶりに公式戦に出場し、2015年に栃木SCに来てから初めてとなる零封劇を、しかも2試合連続でやり遂げるハイパフォーマンスを見せるのは当然、簡単ではない。

竹重に何があったのだろうか。

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