【レビュー】栃木SC J3第12節グルージャ盛岡戦 辛勝だが連敗を止める大事な一勝。後追い守備という課題は熟考を。
2017明治安田生命J3リーグ第12節
2017年6月11日13時キックオフ いわぎんスタジアム
入場者数 1,451人(うち栃木SCサポーターはメインに30人、ゴール裏に120人、合計約150人)
天候 曇り、中風
気温 22.7℃
湿度 47%
ピッチ 全面良芝、乾燥
グルージャ盛岡 1-2 栃木SC
(前半0-1、後半1-1)
得点者:4分 西谷和希(栃木)、58分 鈴木達也(盛岡)、72分 上形洋介(栃木)
<スターティングメンバー>
◆栃木SC
GK 15 ジョニー レオーニ
DF 4 広瀬 健太
DF 5 尾本 敬
DF 17 福岡 将太
MF 2 西澤 代志也
MF 11 岡﨑 建哉
MF 16 仙石 廉
MF 26 夛田 凌輔
FW 21 牛之濵 拓
FW 13 上形 洋介
FW 14 西谷 和希
控えメンバー
GK 1 竹重 安希彦
DF 7 菅 和範
MF 10 杉本 真
MF 28 安藤 由翔
MF 38 宮崎 泰右
FW 8 廣瀬 浩二
FW 9 竹中 公基
監督 横山 雄次
課題も出たが連敗を止める大事な一勝
冷や冷やものの勝利。課題が浮き彫りになったが、だが勝ちは勝ち。連敗を止めて勝点3を手にする最低限のミッションはクリアした。気迫は感じられた試合。古波津辰希の雄叫び効果もきっと奏功しただろう。苦しいなかで手にした大事な一勝だ。
4分の西谷和希のゴールはチームが準備した狙いどおりの形から。
左サイドの西谷和希にボールが入ったとき、左CB福岡将太が外側をオーバーラップ、同時に西谷和希がカットインし、走り込んだ夛田凌輔や牛之濵拓らとのコンビネーションで崩し、ゴール右隅に決めた。
西谷和希はこれで4ゴール目。フィニッシャーとしての風格すら出てきた印象だ。
だが、良かったのは立ち上がりだけだった。
その後は盛岡のビルドアップに対して、栃木は前線3枚のプレスがはまらず守備が後手後手の状況に陥ってしまう。
「前3枚と中盤4枚の守備がバラバラだった」
「どこでプレスをかけていいのかわからずに前半が終わってしまった」
1トップ上形洋介が振り返る。
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