2016.07.25

【レビュー】栃木SC　J3第18節ブラウブリッツ秋田戦　冷静な戦いぶりから引き寄せた89分の決勝ゴール。最後に勝ち切るために徹底された意思統一。

2016年07月25日 12時38分　
カテゴリ：レビュー • 試合情報
タグ : pickup

2016明治安田生命J3リーグ第18節
2016年7月24日17時キックオフ　栃木県グリーンスタジアム
入場者数　8,586人
天候　曇、弱風
気温　25.5℃
湿度　66％
ピッチ　全面良芝、感想

栃木SC　１－０　ブラウブリッツ秋田
（前半０－０、後半１－０）
得点者：89分　ジャーン・モーゼル（栃木）

＜スターティングメンバー＞

◆栃木ＳＣ
GK 21 吉満　大介
DF 17 山形　辰徳
DF 4 広瀬　健太
DF 5 尾本　敬
DF 7 菅　和範
MF 8 廣瀬　浩二
MF 6 古波津　辰希
MF 30 本間　勲
MF 38 宮崎　泰右
FW 13 上形　洋介
FW 9 大石　治寿

控えメンバー
GK 1 竹重　安希彦
DF 15 永芳　卓磨
DF 18 坂田　良太
MF 14 西谷　和希
MF 20 山本　大稀
MF 41 佐々木　勇人
FW 11 ジャーン　モーゼル

監督　横山　雄次

61分　上形→西谷
75分　宮崎→佐々木
80分　廣瀬→ジャーン

最後に勝ち切るための揺るぎない意思統一

全員がハードワークし、耐えるべき時間帯を耐え、終盤、交代選手でギアを一段階引き上げて怒涛の攻撃を繰り返す――。

前節、鹿児島との天王山を制した栃木と同じ顔だった。最後まで落ちない体力。タフな精神力。日頃の強度の高いトレーニングの賜物だろう。この日は8586人という観衆が集まったグリスタのファン・サポーターが作り出すスタジアムのうねりのなかに、選手たちが吸い込まれるように回転速度を増していく流れも間違いなく存在した。

（残り 4288文字／全文: 4922文字）

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。