「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【インタビュー】栃木SC サイト選定2節までのMIP、斉藤大介が語るチームの現在地「次に向けてしっかり準備する。サポーター含めてみんなで戦っていきたい」

23日、栃木SCは2日間のオフ明けのトレーニングを実施。この日は午前と午後の二部練習となったが、午後の練習では雨足が強くなり、急激に気温が下がったこともあり、1時間程でトレーニングを切り上げた。

練習後、本ウェブマガジン選定の開幕節、第2節のMIP(最も印象的な選手)、斉藤大介選手を直撃。敗れた2節長野戦を振り返りながらチームの現在地や課題、伸びしろ、サポーターへの思いなどを語ってもらった。

 

もっと連携を高めていかないと。そこは自分だけではなく、他の選手も物足りなさを感じている

 

――この前の試合(長野戦)は斉藤選手がディフェンスラインでボールを持ったときにパスの出しどころに苦しんでいるシーンがたくさんあって。

「はい」

――あのとき考えているのは、前線の3人の裏へ抜けたり、下がったりの動き出しだと思うんです。

「そうですね。自分のところから前線の3人にいい形でボールを繋ぎたかったですけど、なかなか前線の3人がボールを引き出すタイミングだったり、逆に裏へ抜けるタイミングだったり、が合わなくて。自分がパッとヘッドアップした瞬間に動き出してくれればいい形で出せるんですけどタイミングが合っていなかったので。あのとき、僕からボランチを経由することも場合によっては必要なんですけど、たぶん(最終ラインの)自分から前線の3選手へボールを入れたほうが、ボールが前へ入ったときにボランチが前向きに動いてボールに絡めたりできるので、極力、僕からボランチへのパスは遊びのパスというか、繋ぎのパスにしておこうと思っていて」

(残り 4977文字/全文: 5630文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ