【SBGニュース】『10番が空いている』 江尻強化部長「資金的に埋めるのは可能だが」2023チーム編成〈6〉(23.1.23)
■城福監督は練習の質を上げるのが第一という考え
7日間の第1次静岡キャンプを振り返って、城福浩監督はこう語った。
「われわれが目指しているところの共通理解が高まるなかで、コンディションも上がっていく、よいキャンプができたと思います。それだけにね、つくづくあとひとりの新加入選手が参加できなかったのが残念で」
来日のスケジュールが大幅に遅れ、明日24日から合流予定のマリオ・エンゲルスだ。
充実感を漂わせる朗らかな口調につられ、思わず僕はくくっと声をもらしたが、目の前の城福監督は口を真一文字に引き結んでいる。しまった。笑う場面ではなかった。僕にはこういうところがある。
「2次キャンプは難しい面が出てくる。ほかの選手たちがここまでコンディションを上げているなか、彼を慌てて合流させると故障しかねない。たかが1週間、されど1週間。工夫のしどころになるでしょう」(城福監督)
江尻篤彦強化部長は「現地でビザ取得の手続き上のアクシデントがあったのは事実ですが、それは言い訳にならない。スタートに間に合わせることができなかったのは、強化部として反省点です」と言った。
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