「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【練習レポート】『すべては立ち位置の取り方次第』9月8日(日) J2第31節 レノファ山口FC戦 19:00→変更16:00 味の素フィールド西が丘(19.9.6)

攻守の切り替えの鬼である梶川諒太は、その特長をいかんなく発揮している。

攻守の切り替えの鬼である梶川諒太は、その特長をいかんなく発揮している。

《クラブウオッチ》
山口戦は、選手着用モデルのユニフォームパンツやインナー、スパッツ、実際に選手が使用したウェアを大放出する『アウトレット販売会』が開催される。「ピンクのインナーなど、一般には出回らないヴェルディ仕様の商品はレア度が高いですよ。毎年、この販売会はご好評いただいておりまして、かなりの売り上げがあります」と、商魂たくましくそろばんをはじくクラブ関係者。販売は14時から(※キックオフ時刻の変更により、前倒しの可能性も。要問合せ)ハーフタイム終了まで。数に限りがあり、目当てのウェアがある人は西が丘へ急げ。

[今季の1試合平均入場者数] 5,379人( → 16/22位)
過去3シーズンの1試合平均入場者数
2016年 5,402人
2017年 6,206人
2018年 5,936人

●ランド地獄耳●
▼ユースまでは先輩後輩の間柄で、トップ昇格は同期となった森田晃樹と山本理仁。森田の知られざる一面が明らかとなり、山本は驚きを隠せない。「あんなに楽しくはっちゃける人だったなんて。晃樹くんは先輩でキャプテンだったし、僕らの前では威厳のある態度を心掛けていたのかも。いまではひまさえあればボケて、ボケて、ボケ倒してますよ」。おい、どこにスキルポイント振ってんの?
▼中身のぎっしり詰まった堂々たる体躯で、クラブハウスのなかをのしのし歩くクレビーニョとジャイルトン・パライバ。ソファーにどっかと腰掛け、「ヘイ、マツー!」とジャイルトンが叫ぶ。早く家まで送ってくれよ、ということらしい。やがて現れた松澤周平通訳(現在は主に練習のサポートスタッフを務める)は、ふたりの肩に手を回し、「ほんとにもう、おれのことが好きなんだから」とかなんとか言いながらキャッキャとじゃれ合っている。その手練手管は完全に猛獣使いのそれ。

【永井用語 初級編 四】
はじく
「ディフェンスが食いついてきたら、素早く逆方向にパス。相手をギリギリまでおびき寄せて、パンとはじく。一般的にはボールを『はたく』なのかもしれませんが、ニュアンスが違うんだな。自分のイメージでは、はじく、なんですよ」
練習の行われているピッチでは、「はじけ、はじけ、はじくためのトレーニングだぞ」という永井監督の声が響き渡る。感覚的には、ボールをはじくと同時に、相手もはじいちゃう感じだろうか。

 

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