【サッカー人気2位】【浦議の犬と浦和を語ろう】連勝記録を伸ばす、勝利のキーマン…

「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【マッチレポート】J2-17[A] 鹿児島ユナイテッドFC戦『宙に浮く守備の原則』(19.6.10)

『すでに楽しそうな薩摩隼人ですが、このあとさぞかしご満悦だったことでしょうな』2019.6.9

2019年6月9日(日)
J2第17節 鹿児島ユナイテッドFC vs 東京ヴェルディ
13:03キックオフ 白波スタジアム
[入場者数]5,992人 [天候]曇、弱風、気温28.8℃、湿度31%

鹿児島 3‐1 東京V
前半:3‐0
後半:0‐1
[得点]
1‐0 韓勇太(8分)
2‐0 牛之濵拓(40分)
3‐0 韓勇太(42分)
3‐1 小池純輝(52分)

●東京Vスターティングメンバー
GK21 上福元直人
DF15 安在達弥
DF3   近藤直也(46分* 李)
DF5   平智広
DF24 奈良輪雄太
MF6   井上潮音
MF19 小池純輝
MF38 梶川諒太(46分* コイッチ)
MF20 山本理仁
MF9   佐藤優平(80分 若狭)
FW11 林陵平
(ベンチメンバー:GK1柴崎貴広。DF2若狭大志、17李栄直、22永田拓也。MF16森田晃樹、33河野広貴。FW27ネマニャ・コイッチ)

監督 ギャリー・ジョン・ホワイト

試合データなど(東京ヴェルディ オフィシャルサイト)

■2試合連続、前半3失点

キックオフ2時間前、白波スタジアムに到着。ちょうどメンバーリストが記者控室に配られたところだった。

「(安在)達弥がいいですよ。練習からすごく調子がいい」と倉林佑弥広報。こちらが訊く前に言ってきたところを見ると、よほど好調が目立つのだろう。安在のほか、林陵平、梶川諒太、山本理仁と、東京ヴェルディは前節からスタメン4人を入れ替えた。

度肝を抜かれたのが、スタジアムDJによる監督選手紹介のアナウンスだ。鹿児島なまりに変換されると、どんな選手だろうと鋭さが削れて丸っこくなる。上福元直人、ネマニャ・コイッチ、ギャリー・ジョン・ホワイト、文字数の多いほうが抑揚が強調されてさらに面白い。

「鹿児島の郷土色を出したいと今季から始めました。対戦相手の方からは調子が狂うとよく言われます」(鹿児島ユナイテッドFCの久保尚子広報)

だったら、東京はお笑い芸人の『EXIT』あたりを起用して、チャラッチャラの選手紹介をしてやりたいものだとしばし妄想(好きですね、あのコンビ。りんたろーさんはずっとサッカーをやっていて、プロ志望だったとか)。最近人気だから、ギャラは高そうである。

東京Vはこれに調子を狂わされることなく、締まったゲームの入り方を見せる。まず、ディフェンスの出足がいい。林、梶川が鹿児島の両センターバックにプレッシャーをかけ、ボランチにボールが入れば、井上潮音、山本が素早く寄せて前を向かせない。

(残り 2323文字/全文: 3441文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ