「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【トピックス】『熱戦必至』5月25日(土) J2第15節 ジェフユナイテッド千葉戦 15:00 味の素スタジアム(19.5.23)

近藤直也は古巣のジェフユナイテッド千葉を、ホームでどう迎え撃つのか。

近藤直也は古巣のジェフユナイテッド千葉を、ホームでどう迎え撃つのか。

■やっとスタートラインに立つ

15日のJ2第15節、10位の東京ヴェルディは、15位のジェフユナイテッド千葉と対戦する(15:00 味の素スタジアム)。

キャプテンの近藤直也は昨年まで千葉に在籍し、3シーズンを過ごした。思い浅からぬ古巣との一戦だ。

「ほかの試合とそこまで気持ちの面で違いはありませんけどね。知っている選手が多いので、楽しみではある。意気込みすぎることなく、いつもどおりにやって勝ちたい」

前節、千葉は5‐1とFC岐阜を粉砕している。特に要注意なのは、攻撃の中心を担い、2得点をマークした船山貴之あたりか。

「ゴール前で勝負強さがあり、点を取る技術に加えて気持ちも強い選手。自由にやらせるわけにはいかない。特に立ち上がりは、しっかり激しめにいきます。千葉は全体的に質の高い選手が多く、岐阜戦のように攻撃の爆発力もある。少しでも集中を切らすとやられてしまうので、充分に気をつけないと。いまのチームは後ろが耐えていれば、前が必ず点を取ってくれますから。失点を最小限に抑えるのが自分の仕事」

現在、東京Vは3連勝と勢いに乗り、ここを勝ち切ればいよいよ上が見えてくる。クラブは選手参加の告知活動をはじめ、集客にも力が入っており、シーズン前半の山場に位置づけられるゲームだ。

「やっと真ん中あたりの順位まできて、ここがスタートラインのようなものです。目標はJ1。千葉戦を、上位進出のためのターニングポイントとなるゲームにしたい」

当日の天気予報は晴れ。日中は30℃を優に超える暑さが予想される。チケットのご購入はヴェルディチケットまで。

《クラブウオッチ》
『アカツキDAY』として開催される千葉戦。小学生以下先着1,000名にオリジナルキッズユニフォームを無料配布、先着10,000名にオリジナル応援ハリセンを無料配布のほか、各種イベントが盛りだくさん。オリジナルキッズユニは来季から使用される新ロゴをあしらった、レア度の高い一品となっている。
また、「ホーム自由席2階席を開けろ!」と目標を掲げ、5/25限定優待価格のチケットを販売(上記のヴェルディチケットにて)。「見込みは15,000人! いや、ちょっと言いすぎましたかね。14,000人あたりかなと。ホーム自由席は1階だけで8,000人収容できるんですが、そこまでいくとパンパンになりすぎてしまうので、7,000人を超えたくらいで2階を開放します」とクラブ関係者の鼻息は荒い。

[今季の1試合平均入場者数] 4,998人( → 18/22位)
過去3シーズンの1試合平均入場者数
2016年 5,402人
2017年 6,206人
2018年 5,936人

●ランド地獄耳●
▼「最近、あいつのずうずうしさは目に余る。完全にナメてますよ」としかめっ面の李栄直。このテーマの対象者はひとりしかない。井上潮音だ。明日は人と会う用事があると言う李に対し、「あ、〇〇さんですか。じゃあ、僕もいっていいですよね」と井上は主張。「じゃあってなんやねん。あかんちゅうに」(李)。そのうち、李の里帰りにもおじゃまするようになるかも。デコボココンビの関西珍道中、面白そうだからやってみ。
▼前節のレノファ山口FC戦でプロデビューを飾った安在達弥に、「上出来でしょ」と若狭大志。若狭の大分トリニータでのデビュー戦を聞けば、「僕なんて、怒られながら試合に出ましたからね。タイミング悪く雨が降りだして、スパイクを履き替えていたら『何やってんだ、早くしろ!』と」。当時の田坂和昭監督からどやされ、ピッチに放り込まれたそうな。

 

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