【無料記事】【練習レポート】沖縄キャンプレポ1日目『スタートライン』(19.1.28)
■シーズンを左右するコンディショニング
西形浩和フィジカルコーチに訊いた。今回の沖縄キャンプでの身体づくりをどのように計画しているのか。
「メインはゲーム体力を充分につけること。キャンプ終了時点で、全選手が90分プレーできるまで持っていくつもりです。進め方は、監督のヨーロッパ式と自分のやり方の融合。よくある午前はフィジカルといった集中形式ではなく、トレーニングの合間に差し込んでいくことになります」
西形フィジコは、タフに戦える湘南ベルマーレやベガルタ仙台での豊富な実績がある。東京Vの全体的な水準を見て、特にどのあたりに強化の必要性を感じるのか気になるところだ。
「そこはこれからですね。現在、最新鋭のGPSデバイスを海外から取り寄せており、キャンプ中に導入します。そのデータを元に、個別の細かい部分に手をつけていきたい」
選手たちのなかには懐かしい顔もあった。東京ヴェルディユース出身で、国士舘大に進んだ谷口栄斗である。
「率直に楽しかったです。やはり、自分の知っているヴェルディのサッカーと大学サッカーはだいぶ違うので。この機会にたくさんのことを吸収して、一日でも早くここに帰ってこられるようにしたいです」(谷口)
今後、ユースから1名、ユース出身の大学生1名、プロ経験のある練習生1名がキャンプに参加予定とのことだ。
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