【マッチレポート】天皇杯-4 浦和レッズ戦『あれが井上潮音だ』(18.8.23)
2018年8月22日(水)
天皇杯JFA第98回全日本サッカー選手権大会4回戦 浦和レッズ vs 東京ヴェルディ
19:03キックオフ 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
[入場者数]6,458人 [天候]晴、中風、気温28.0℃、湿度76%
浦和 1‐0 東京V
前半:0‐0
後半:1‐0
[得点]
1‐0 ファブリシオ(64分)
●東京Vスターティングメンバー
GK1 柴崎貴広
DF19 永田充
DF2 若狭大志
DF4 香川勇気
MF15 林昇吾
MF27 橋本英郎
MF20 井上潮音(84分 森田)
MF17 李栄直
FW29 森俊介(67分 菅嶋)
FW7 アラン・ピニェイロ(71分 ドウグラス)
FW11 林陵平
(ベンチメンバー:GK31武田博行。MF23田村直也、36森田晃樹、38梶川諒太。FW9ドウグラス・ヴィエイラ、28菅嶋弘希、35藤本寛也)
監督 ロティーナ
■あと一歩のところまでゴールに迫ったが
東京ヴェルディの反撃は、井上潮音のインターセプトから始まった。浦和レッズのパスワークがわずかに乱れた瞬間を見逃さず、前に出た井上が柏木陽介の手前でボールを引っかける。そこから林陵平、アラン・ピニェイロ、再び井上とつなぎ、左サイドの李栄直にラストパスが出た。
「打った瞬間、入ったと思いました。少し浮かせてディフェンスの足の上を抜け、西川(周作)選手の手が届かないように外側から巻いた、すべて狙いどおりにいったフィニッシュ」(李)
十数センチ、いや数センチか。わずかに曲がり方の足りなかったシュートは、鈍い音を立ててポストにはじき返される。李は無念そうに天を仰いだ。
得点こそならなかったが、一連のプレーはチームの戦意を高めるものだった。アランのリターンパスをワンタッチで前に押し出し、縦に仕掛けた短いドリブル。あれが井上潮音だ。以降、目に見えて井上のプレーが大きくなる。
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