「ゼルビアTimes」郡司聡

#柴戸海「ボクと国立」【三輪緑山ニュースレター】

【ハイライト】第101回天皇杯決勝 浦和レッズ×大分トリニータ

▼「しびれる展開だったから、かなりうれしかった」

大久保智明がCKスポットにボールをセットしたタイミングだろうか。どこか予感めいたものがあったという。

2021年12月19日国立競技場。土壇場で大分トリニータに追いつかれた浦和レッズは90+3分、CKのチャンスをつかんだ。大久保の左足から放たれたCKは相手DFにヘディングではね返されたものの、柴戸海はすかさずクリアボールの落下点に入った。こうして左足を強振すると、軌道の先に槙野智章がいた。2-1。天皇杯優勝を決定づける劇的なゴールに思わず柴戸も槙野の下へと走り出していた。

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