「ミスターJリーグ」鈴木徳彦氏がフットボールアドバイザーに就任。「ゼルビアの発展のために、徳さんの知見やノウハウで力を貸してほしいと打診をした」(原靖FD)【三輪緑山ニュースレター】
クラブは4月1日、鈴木徳彦氏がフットボールアドバイザー(非常勤)に就任することを発表した。なおフットボールアドバイザーの役職は、フットボールの現場における地域戦略、およびさまざまな環境整備を主としたサポートをする立場とのこと。同日の午後に原靖フットボールダイレクターと鈴木徳彦氏フットボールアドバイザーによる囲み取材が行われたため、コメントの抜粋をレポートする。
岡山に続き、2人は町田でもタッグを組むことに
○原靖フットボールダイレクター
「就任の経緯としましては、徳さん(鈴木徳彦)はみなさんがご存知の通り、“ミスターJリーグ”ではないですが、Jリーグの歴史の最初から携わっている方ですし、東京ガスからFC東京への移管期やFC東京でのご活躍、あるいはファジアーノ岡山の黎明期や発展でもご活躍された方です。私も旧知の仲ですし、徳さんに習う形で私も大分トリニータ、清水エスパルス、岡山と強化に携わってきました。FC東京を日本を代表するクラブに育て上げ、岡山の発展にも尽力してきたノウハウや知見を町田のクラブの発展に生かしてほしいと、力を貸してほしいと打診をしました。徳さんにとって東京は地元ですし、お誘いした中で今日があります。
またJリーグでもABC契約の撤廃が議論されるなど、大きなうねりが起こっている最中です。Jリーグに移行期が訪れている中で、クラブとしてどう対応すべきか。また海外進出の選手が多くなってきた中でクラブ経営を取り巻く環境も変わりつつある昨今、事情や背景を分かっている方がいらっしゃる中で決断するのと、何も分からず決断するのでは大きく違います。そういった意味も含めて、骨太なクラブになるためにも、徳さんの力をお借りしたいと考えた次第です。ゼルビアは東京都のクラブですから、東京の中でのプレゼンをする上で、徳さんの力を借りて、クラブの基礎をさらに築いていきたいと思っています」
○鈴木徳彦フットボールアドバイザー
–打診を受けた際の心境はいかがでしたか。
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