黒田剛監督「1発中の1発のFKを決めてくるあたりにJ1のレベルを痛感した」+ダニエル・ポヤトス監督、谷晃生、宇佐美貴史【ガンバ大阪戦/試合後会見コメント+α】
■明治安田生命J1リーグ第1節
2月24日(土)15:00キックオフ
町田GIONスタジアム/13,506人
FC町田ゼルビア 1-1 ガンバ大阪
【得点者】町田/17分 鈴木準弥(PK) G大阪/84分 宇佐美貴史
指揮官が会見で語ったこととは
○黒田剛監督
–まずは試合の総括をお願いいたします。
「FC町田ゼルビアにとって、初めてのJ1の舞台になるため、果敢に臆することなく、精いっぱい奮闘しようと、前半から選手たちを送り出しました。われわれとしては立ち上がりから攻勢が続き、セカンドボールを拾い、カウンターが有効に機能したことで多くのチャンスを作れました。PKで1点を取れましたが、その後も2本、3本と決定機がありながら2点目を取ることができませんでした。ただ追加点は取れませんでしたが、理想通りに前半を終えることはできたと思っています。前半と同じような展開で後半に入っていこうと、ハーフタイムに選手たちにはそう話しましたが、前方にボールを送るサッカーだけではなく、ボールを保持しながら攻める形も練習してきたので、恐れる必要もなく、試合を進められていました。ただ後半早くに退場者が出てしまったことで前から規制を掛けることができずに、ミドルプレスに変更せざるを得ませんでした。また時間の経過とともにリトリートする形に拍車が掛かりましたし、あれだけ疲弊してくると、なかなか前に出ていくことが難しくなり、相手の攻撃を受けるような状況にならざるを得ませんでした。そして無理をして前に人数をかけられない中で1失点してしまいました。1本中の1本で精度の高いFKを決めてくる宇佐美貴史選手はさすがでした。そこにJ1とJ2の差を感じています。映像を振り返っても、壁がどうこうではなく、その上を行くキックは相手に賞賛を送るべきです。終盤は谷晃生もファインセーブでチームを救ってくれましたし、退場者が出ながらも、勝ち点1を取れたことをポジティブに捉えて、次節の名古屋戦に向けて、しっかりと良い準備をしていきたいです」
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