富樫敬真／Ｊ１でのキャリアハイ更新リーチ。１得点１ゴール演出の陰に隠された“ゴール宣言”【連載・元町田戦士の現在地57／コラム】

■明治安田生命Ｊ１リーグ第33節
11月25日（土）14:00キックオフ
三協フロンテア柏スタジアム／12,733人
柏レイソル２-２サガン鳥栖
【得点者】柏／34分マテウス・サヴィオ、38分細谷真大　鳥栖／4分富樫敬真、67分長沼洋一

【ハイライト／柏×鳥栖】

▼「選手はかなり入れ替わったけど…」

開始５分で決めるーー。戦前、サガン鳥栖の担当記者に宣言していたとおりのゴールだった。

４分、岩崎悠人の単騎突破からチャンスメークした絶好機を仕留めるため、富樫敬真は計算し尽くしたポジション取りからゴール前へと入っていく。その結果が、目の前にこぼれてきたルーズボールを押し込む電光石火の先制点。決めた富樫がゴールシーンをこう振り返る。

（残り 1516文字／全文: 1858文字）

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

会員の方は、ログインしてください。