近未来を暗示する勝者なき結末。天敵が突きつけた攻略法のモデルケース【水戸ホーリーホック戦/マッチレビュー】
■明治安田生命J2リーグ第22節
6月24日(土)18:00キックオフ
ケーズデンキスタジアム水戸/4,013人
水戸ホーリーホック 1-1 FC町田ゼルビア
【得点者】水戸/65分 梅田魁人 町田/47分 エリキ
▼入念な相手の“町田シフト”
1-1のドローに終わった試合後、記者会見の席についた黒田剛監督は「ふーーーー」と大きく息をついた。その仕草から水戸ホーリーホック戦が、いかにタフなゲームであったかを物語る。
「後半戦はどこのチームも勝ち点3を取ることが難しくなるし、下位相手だからと言って、勝てる保証はありません」(黒田監督)。水戸戦はまさに指揮官の懸念材料が露見する試合となった。
後半戦のスタートで首位撃破に懸ける水戸は、入念な“町田シフト”を敷いてきた。大枠のプランは主に二つ。
(残り 2952文字/全文: 3287文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ