2年目の肉付けと悪癖克服の両輪を追求した序盤戦。中断期間前に達した一つ目のピーク【短期集中連載/シーズンレビュー2021①】
19位だった2020シーズンから5位へとジャンプアップした2021シーズン。3カ年計画の中間決算である2年目は、チーム力の積み上げが好成績に直結するシーズンとなった。集大成の3年目に向かう旅の途中、ポポヴィッチ・ゼルビアはいかなる進化を遂げてきたのか。3回シリーズで振り返る。
ボールを握る方針を実践する上でキーマンとなっている高橋祥平
▼チーム編成に透けて見えた新たな方針
沖縄一次キャンプの途中からチームに合流したランコ・ポポヴィッチ監督は、新シーズンの方針を次のように話していた。
「昨年の戦いをしっかりとベースにしながら、よりアグレッシブに、ボールに関しても、昨季よりも持ちたいですし、ボールを持った時に簡単に失わないようにするという課題を解消していきたいと思います」
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