左SB・岡田優希が物語るランコ・ポポヴィッチ監督の思考回路【コラム】
■明治安田生命J2リーグ第37節
11月3日(水・祝)14:00キックオフ
町田GIONスタジアム/3,278人
FC町田ゼルビア 3−2 松本山雅FC
【得点者】町田/10分 吉尾海夏、54分 吉尾海夏、74分 佐野海舟 松本/65分 榎本樹、78分 榎本樹
左SBの岡田優希。約40分間奮闘した
▼一つではない理由。“逆足理論”。そして…
前節・松本山雅FC戦の52分だった。負傷した左SB・三鬼海に代わって、岡田優希がピッチに立つと、岡田はそのまま三鬼のポジションである左SBに入った。
リードした展開での途中出場とはいえ、中盤の選手が不慣れなSBのポジションを務めることは難しい。ましてや岡田は右利きの選手。同じ右利きの奥山政幸や土居柊太が左SBのポジションに入るケースはあるものの、場数を踏んでいる二人とは勝手が違うだろう。
例えば右SBの奥山を左に回し、岡田を右SBで起用する。そうした配置転換も一つの策だが、ランコ・ポポヴィッチ監督はそれを選択しなかった。ポジションを動かさなかった理由について、指揮官はこう話した。
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