李漢宰/ひたむきに目指したチームの勝利。試合後の背中が物語るもの【ツエーゲン金沢戦/コラム】
■明治安田生命J2リーグ第27節・8月10日(土)19:00キックオフ
町田市立陸上競技場/3,878人
FC町田ゼルビア 2-3 ツエーゲン金沢
【得点者】町田/22分 土居柊太、45+3分 富樫敬真 金沢/16分 廣井友信、65分 加藤大樹、89分 山本義道
▼効果的だったシンプルな背後への配球
「サッカー人生最後の試合になる。それぐらいの覚悟で挑もうと思う」
“サッカー人生最後の試合”の覚悟で臨んだツエーゲン金沢戦。ファーストプレーは14秒。ボックス内でルーズボールをクリアし、28秒のワンプレーでは中島裕希のパックバスを迷わずダイレクトで相手最終ラインの背後に配球した。スペースに走り込んでいたロメロ・フランクは、李漢宰のパスからこの試合最初のCKを獲得している。
シンプルな背後への配球は、李漢宰が最も意識していたことだ。その意図を、本人はこう振り返る。
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