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「ゼルビアTimes」郡司聡

【無料公開】J3第25節・相模原vs町田/相模原・辛島啓珠監督、須藤右介選手、井上平選手、町田・相馬直樹監督コメント(3,617文字)

■明治安田生命J3リーグ第25節13:00キックオフ
相模原ギオンスタジアム/5,549人
SC相模原 0-1 FC町田ゼルビア
【得点者】町田/53分 増田繁人

 

■辛島 啓珠監督(相模原)
——まずは試合を振り返ってのコメントをお願いいたします。
「町田とのダービーで暑い中にもかかわらず、たくさんのお客さんに来ていただいたのに、0-1という結果は残念だし、ここ4試合未勝利の中で今日も勝てなかったことに関しては、勝ちたかったが、その結果に対しては切り替えてやっていきたいと思う。前半は押し込まれたところがあって、そこを無失点でしのげた。プランとしては前半は無失点でいこうと話していたので、それは良かった。ただ後ろから長いボールが入ったときにセカンドボールを拾えなかったことが相手に押し込まれた原因だと思う。それでも前半の途中からしのいで、後半には少しチャンスになりそうな雰囲気もあった。その一方で攻撃に関しては落ち着くのではなく、手数をかけずに攻め切ってしまうことを求めていた。その点は出せていたと思う。ただ後半の立ち上がりにセットプレーでやられたことがすごく残念だし、1点ビハインドを背負った中で、相手の最終ラインにボールをはね返されていたこともあって、違うタイプの選手を入れて、チャンスを作り出せても決定機を決め切れなかった。そこで1点でも入っていれば、押せ押せになった部分もあったと思うが、結果的に点を取れずに無得点で終わってしまった。選手たちはハードに頑張っていたし、ポジティブな面を捉えて、次節・福島戦に向けて切り替えてやっていければ」

——後半にタレス選手と服部選手を入れて、ボールが収まるようになったと思いますが、先発に井上平選手と樋口選手の2トップを起用した意図は?
「ヒグ(樋口)は背後にランニングができるし、プランとしては(井上)平でいって、二人の役割と関係をハッキリさせて、平でボールを収めて樋口が相手のラインを引っ張る動きを考えていた。それで服部とタレスをベンチに残した。押し込まれた中で、ボールを奪ったあとの切り替えで相手の速いプレッシャーがあった。そして長いボールを入れて、はねかえされてしまう状況があったので、2トップ2枚を代えた。前線にボールが収まって、攻撃に出る形がもっと出れば良かったけど、結果的にそういうプレーを出せなかった」

 

■MF 20 須藤 右介(相模原)
「前半は押し込まれる形が多かったけど、前半の途中から前で良い形ができるようになって、後半は(シュートの)数字にも出ているように押し込んだ時間帯があるので、悪くはなかったと思う。失点の場面はニアに抜けてきたことはあるけど、自分のマークだったので、そこは反省点。僕が止めていれば良い流れでいけたかもしれない。そうすれば点を取れて良い形で勝てたかもしれない。(暑さについて)一時期に比べれば涼しかった。2週前に比べれば気温も低かったし、湿度も低かった。走れる手ごたえはあった。後半は相手よりも走れたし、サイドからクロスも上がっていた。結局それをゴールにつなげていかないと試合には勝てない。あとは結果の部分が足りない。1点を取れば2点、3点を取れるチームだと思う。あの失点がなければ……と、個人としては悔しい思いが残っている。(勝ちなしの状況が続いていますが?)点を取るべきところと点を取られてはいけないところで点を取られないことも大事。ただ(第23節・)長野戦(0△0)と今日の試合は悲観するような、最低のゲームをしているわけではない。みんなは前を向いて戦えると思うし、次は出場停止で出られないけど、続けてチームが一つになって戦えれば。山口が一つ抜けているけど、まだまだチャンスはあると思う。次のアウェイ福島戦から一つ勝って、リズムをつかめればトントンといけると思う。積み上げてきた良いモノを出せればいいと思う。良くなったことは改善して前を向いてやっていけばいい」

 

■FW 7 井上 平(相模原)
「相手のCB2枚(増田繁人、深津康太)がヘディングに強いので、サイドに流れて攻撃をしようと思っていたけど、なかなかボールを引き出せずに苦しかった。地上で崩すイメージはあったけど……。(2トップの関係性について)できれば二人が近くにいて、一人が裏に抜けて、一人がボールを受けるというイメージをしていたけど、あまりできなかった。負けが込むと自分たちのパフォーマンスを出し切れない選手が多くなるかもしれないけど、気持ちを切り替えて100%の力を出せるように次の準備をしていかないといけない。(自分がもっと試合に出るためには)個人的には何か特別なことをするというよりも、やっていることを持続してコンスタントに出すことが必要」

 

■相馬 直樹監督(町田)
——まずは試合を振り返ってコメントをお願いします。
「非常に暑い中、隣町とのダービーということで、たくさんの方に来ていただき、13時キックオフという厳しい環境下でしたが、選手たちがギリギリで勝利をつかめたのもサポーターの後押しがあったからだと思っています。特に最後の時間帯はホームのような後押しをいただきまして、勝ち点を3を勝ち取ることができました。あらためてサポーターの方々への感謝の気持ちを述べたいと思います。ありがとうございました。途中給水タイムもあり、ときどき曇ったりはしましたが、非常に暑い中での消耗戦という展開になりました。相模原さんは13時キックオフを何度も経験されているので、ゲームで慣れている部分はあったのかなと正直思っています。われわれの選手にとってはなかなか経験しない13時キックオフの試合で、誰が戦えるか、誰がチームを助けられるかという話をしてトレーニングをしてきました。そうしたトレーニングの成果が立ち上がりの攻勢を生んだと思っています。ただ90分という意味ではあの時間帯に点を取れなかったことは、苦しい展開だったと正直思っております。でも後半に入って選手たちが前向きにプレーしてくれた中で、セットプレーから点を取ることができました。セットプレーかカウンターが得点のチャンスになると思っていましたし、その中でセットプレーから点を取ることができて、われわれにとっては大きな1点となりました。できれば前かがりになっている相手からカウンターでもう1点を取るという展開にしたかったのですが、スタートで出場した松下が負傷退場して、早く攻撃の選手の手を切らなくてはいけなくなった中で、守りながらカウンターを狙うという展開に持ち込めずに苦しい展開になりました。でも先ほども申しましたとおり、アウェイにもかかわらず、サポーターの方々のたくさんの後押しやパワーのおかげで、勝ち点3を取れました。その結果は良かったと思いますし、選手たちもよく戦ってくれました。選手たちには終わったあと、いろいろな意味でキワの勝負に勝ってくれたという話はしました。そこで上回ったことが勝ち点3につながりました。選手たちに感謝したいと思います。ありがとうございました」

——さまざまな選択肢や可能性がある中で、2トップに重松選手と遠藤選手を起用した意図と、久木野選手をベンチに置いたことに狙いや意図があれば教えてください。
「久木野は今週フルで練習をできなかったという状況があって、長い時間は難しいという判断が一つありました。そうした中、遠藤と重松の2トップは、二人とも裏を突くというよりも、ボールを収めるタイプの選手だったので、彼らには裏への動きが必要だよ、という話をしてきました。立ち上がりにわれわれがリズムをつかんだ要因は、二人の背後へ抜ける動きが効果的だったからだと思っています。ただどうしても運動量が落ちて、なかなかそういう形を作れなくなってしまったことも事実かなと。そのポジションは代えないといけないな、と事前には思っていましたが、先ほど話したように松下がアクシデントで退いてタイスケ(宮崎)を入れないといけない状況になったことも含めて、どう(交代のカードを)切っていくかは難しかったです」

——事前のけが人と試合の中でのアクシデントと、代わりに出る選手がポイントになる中で、総力戦という様相を呈していましたが、その中で勝ち切ったことについて感じていることはありますか?
「われわれのホームゲームは18時キックオフでやらせてもらっていますが、実際の天候は18時キックオフでも、30℃を超えていることが多々あります。今日も35℃近い気温で直射日光が当たる状況でした。気候のこともあって、この夏場は総力戦ですし、レギュレーションも5人まで代えられる中で戦わないといけません。ただ、試合中のけが人は前もって予測できない部分ではありますし、それを想定していたわけではありません。そのためになかなか難しい形にはなったなと思っています」

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