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四方田修平監督「前半は風下でどうにもやりたいことができなくても、後半にガラッと雰囲気を変えられる経験を今まで何度もしてきていた」……2025-J1第9節・清水戦(H) 試合後コメント

 

■四方田 修平監督

「多くの横浜FCサポーターの後押しがあって、一緒に勝利を喜びあえたことを非常に嬉しく思いますし、併せて感謝したいと思います。

ゲームの方はもう少し自分たちの狙いを、守備でもプレッシャーをかけて奪ったところからの速攻や、相手のプレッシャーをかいくぐって突破していくことを出していきたかったですが、風の影響もかなり強くて、押し込まれてなかなか抜け出せない時間帯が非常に多かった。ただ、最後のゴール前も含めて前半を(失点せずに)耐えられたことは、このゲームに勝つ上で非常に大きかったと思います。後半は風上になることに加えて、守備でもっとプレッシャーをかけに行くことと、攻撃に関しても怖がらずに受けて、どんどん背後を取っていこうと送り出しました。前からのプレッシャーが非常に上手く効いて、相手陣でプレーできる時間も長くなりましたし、効果的に選手点も取れたことで試合を優位に進められました。終盤は相手も点を返そうと必死だったと思うので多少押し込まれましたが、しっかりと守ることができました。追加点に関しては、逃げ切れればいいというところからの新保(海鈴)と(櫻川)ソロモンの判断だったと思いますが、効果的に追加点を奪えたことで素晴らしい勝利で終われました。

勝ちはしましたが、今シーズンまだ連勝できていないので、次はそこにトライしていきたいと思います」

 

──前半はサイドを崩される場面が多かったと思いますが?

「ファースト(ディフェンダー)から制限があまりかかっておらず、清水の個人技で抜け出されてしまいました。ただ、福森(晃斗)と伊藤槙人が引き出されたスペースを、北爪(健吾)選手や北川(航也)選手に使われたことも押し込まれる要因でした。そこも、どのタイミングでつかみにいくのか、ここでは(スペースを)空けないというところは、ハーフタイムに少し話をしました」

 

──ハーフタイムでの守備の修正をもう少し詳しくお願いします。

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