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二連覇王者に意地を見せろ……2025-J1第8節・神戸戦(H) プレビュー

 

■今節の相手:ヴィッセル神戸

▼基本情報

【横浜FC】
暫定14位(7試合)/勝点7/2勝1分4敗/得点4/失点6
得点者:櫻川ソロモン(1)、山田康太(1)、山根永遠(1)、鈴木武蔵(1)
アシスト:櫻川ソロモン(1)、山根永遠(1)
出場停止:なし
(2023年度クラブ売上高:36億2700万円、トップチーム人件費:20億8900万円)

【神戸】
暫定18位(6試合)/勝点6/1勝3分2敗/得点5/失点6
得点者:エリキ(2)、大迫勇也(2)、佐々木大樹(1)
アシスト:佐々木大樹(1)、大迫勇也(1)、宮代大聖(1)、マテウス・トゥーレル(1)
出場停止:なし
昨季の成績:優勝
(2023年度クラブ売上高:70億3700万円、トップチーム人件費:38億0000万円)

 

▼前節の神戸は……

アウェイで鹿島に0-1で敗戦。ターゲット役となる大迫勇也が徹底的にマークされた神戸は、得意のロングボールではなくパスをつないで前進を試みるが、鹿島に低い位置で奪われて押し込まれ、主導権を握られる。逆に33分、ハイプレスに行ったところを鹿島GKのロングボールからレオ・セアラに沈められて失点。後半は大迫の足元に低く速いボールを入れて盛り返すが、鹿島の守備を打ち破ることはできなかった。

22シーズン途中から就任した吉田孝行監督の4年目。23、24シーズンとJ1を連覇したものの、今オフには山口蛍(→長崎)、菊池流帆(→町田)、初瀬亮(シェフィールド・ウェンズデイFC)ら主力がチームを去り、武藤嘉紀も移籍の可能性が報じられた。補強は国内から本山遥(←岡山)、小池裕太(←横浜FM)、松田陸(←G大阪)ら、海外からカエターノ、グスタボ・クリスマンのほか、3月に入って町田からエリキを期限付き移籍で加えている。

 

 

■二連覇王者に意地を見せろ

▼名古屋に敗戦もルキアンの希望

第5節はACL出場チームの試合が行われなかったため、しばらくは全20チームの消化試合数がそろわず、順位はすべて『暫定』となる。最終的に消化試合数がそろうのは8月のサマーブレイク明けからになる見込みだ。

横浜FCは前節、アウェイで名古屋に0-2で敗戦。立ち上がりは悪くなかったが、16分にミスから失点すると背後へのアクションがなくなり、つないだボールを自陣で奪われる悪い流れに。後半開始早々にPKで追加点を与えると、カウンターを狙いながら5バックで守りを固める名古屋を攻めあぐね、アディショナルタイムに1点を返すのが精一杯だった。

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