【無料記事】ニッパツ横浜FCシーガルズ・中居未来「タイトルを取るために自分がキャプテンとしてこのチームを引っ張っていく」……2025なでしこリーグ1部 第2節・スペランツァ大阪戦 試合後コメント
■中居 未来
「先制点を取れて良い形で入れましたが、すぐに失点してしまって、自分たちが決め切るところ数多くある中で試合終盤まで1-1のまま試合が進んでしまったのは苦しい展開でした。でも最後に決勝ゴールを取れて勝てたのは良かったなと思います」
──前半の半ば過ぎから中居選手が最終ラインに入って4バックにしましたか?
「ベンチからの指示で、あまりプレスがハマってなかったので、4バックにして後ろはマンツーマンでプレスにハメるようにしていこうという感じでした。自分たちもそっちのほうがフィットしたので、結果的に良かったと思います。今シーズンは3バックも4バックも両方トレーニングしているので」
──中居選手は去年まではCBでプレーしていましたが、今年からボランチを?
「そうですね。CBではまず失点しないことと、いかに前の選手を動かして相手にゴール前に運ばせないことを意識してやっていましたが、ボランチは前にボールを運ぶことをもっと意識してやらないといけないので、そこは課題が大きいかなという感じです。シーガルズには速い選手がいるので、クロスからの攻撃を増やせるように自分がもっとサイドに展開するボールを送れたらなと思います」
──個人としての目標は?
「ボランチとCBと両方で出ていますけど、どっちも守備的な役割なので、チームの失点数を減らすことです。昨シーズンはリーグ最少失点だったので、今年もそれを継続できるように頑張りたいと思います」
──キャプテンから見て、今年のチームの一番の強みは?
「3バックにしたことで攻撃への厚みが増えているので、ゴール前の回数だったり、今回は2点取れましたけどもっと取れるチャンスがあるので、そこがチームとしての強みだと思います」
──今季からキャプテンに就任して、どんな意識でチームを引っ張っていますか?
「シーガルズは良い選手がそろっていて、人柄も本当に良くて、今年こそタイトルを取るためにみんなが同じ方向に向かって全員でやることを意識しています。みんなで同じ方向に向けるように、自分がキャプテンとしてやっていきたいです」
──キャプテンに指名されたときの気持ちは?
「本当にもう、やってやろうと思いました。このチームで長いですし、昇格したときは嬉しかったですけど、ここ数年はタイトルが届きそうで届かなくて悔しい思いをしているので、自分がこのチームを引っ張っていこうという気持ちで受けました」
──円陣ではどんな声かけをしていますか?
「最初の立ち上がりでは気持ちの部分で絶対に負けちゃいけないので、気持ちの部分を言うことが多いです」
──試合後にも何かチームに声をかけたりも?
「締めの言葉は監督からになるので。今日は『このあとも試合が続くので、この結果に満足せず、次の試合に向けてもう一回来週の練習も頑張ろう』という感じでした」