続く強敵。良い守備から良い攻撃へ……2025-J1第5節・町田戦(H) プレビュー
■今節の相手:FC町田ゼルビア
▼基本情報(前節終了時点)
【横浜FC】
13位/勝点4/1勝1分2敗/得点1/失点2
得点者:櫻川ソロモン
アシスト:
出場停止:なし
(2023年度クラブ売上高:36億2700万円、トップチーム人件費:20億8900万円)
【町田】
8位タイ/勝点6/2勝0分2敗/得点4/失点4
得点者:西村拓真(2)、ナ・サンホ(1)、相馬勇紀(1)
アシスト:中山雄太(1)、相馬勇紀(1)、白崎凌兵(1)、桑山侃士(1)
出場停止:なし
昨季の成績:3位
(2023年度クラブ売上高:34億900万円、トップチーム人件費:18億600万円)
▼前節の町田は……
アウェイで名古屋に2-1で勝利。立ち上がりの13分、町田がボランチからのロングパスで相馬勇紀がポケットを取り、クロスに西村拓真が合わせて先制。20分にセットプレーから追いつかれるものの、ホームチームに流れはわたさず押し気味に試合を進め、74分にミドルシュートのこぼれ球をナ・サンホが決めて勝ち越す。以後は名古屋の猛攻をしのぎきった。
昨季はJ1初昇格ながら第4節から第28節まで首位に立ち、堂々の3位で終えた。豊富な親会社の強化資金を生かし、半年ごとの大型補強・選手入れ替えを行っている。2月末までに鈴木準弥(→横浜FC)、杉岡大暉(→湘南)、平河悠(→ブリストル・シティFC)ら24人を放出し(レンタル満了含む)、今月に入ってエリキが神戸に電撃移籍。補強では岡村大八(←札幌)、菊池流帆(←神戸)、西村拓真(←マリノス)、前寛之(←福岡)ら17人を加えた(レンタルからの完全移籍含む)。また昨季ヘッドコーチを務めた金明輝氏が福岡の監督に就任。元横浜FC選手で岡山で監督経験もある有馬賢二氏が後任に就いた。
■続く強敵。良い守備から良い攻撃へ
▼優勝候補に最少失点の惜敗
横浜FCは前節、アウェイ広島戦を0-1で落とした。前半は、昨季2位で今季は現時点でJ最強チームとの呼び声高い相手に押し込まれ、3つの決定機を与えたがゴールは許さなかった。後半は前からボールを奪いに行き、押し返す時間もできたが、前に出たことで薄くなった守備をショートカウンターから突破されて78分に失点。相手が負傷退場で10人となったものの攻撃のギアを上げられず、最後まで1点が遠かった。
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