苦戦必至。J1最強から勝点を奪え……2025-J1第4節・広島戦(A) プレビュー
■今節の相手:サンフレッチェ広島
▼基本情報(前節終了時点)
【横浜FC】
9位/勝点4/1勝1分1敗/得点1/失点1
得点者:櫻川ソロモン
アシスト:
出場停止:なし
(2023年度クラブ売上高:36億2700万円、トップチーム人件費:20億8900万円)
【広島】
4位タイ/勝点7/2勝1分0敗/得点4/失点2
得点者:トルガイ・アルスラン(1)、ジャーメイン良(1)、塩谷司(1)、中村草太(1)
アシスト:加藤陸次樹(1)
出場停止:なし
昨季の成績:2位
(2023年度クラブ売上高:41億9800万円、トップチーム人件費:24億3500万円)
▼前節の広島は……
アウェイで清水に1-1のドロー。ホームの清水の勢いに押され、12分にクロスからオウンゴールで先制されたが、地力の強さを発揮した広島が徐々に攻勢を強め、64分にCKのセカンドから塩谷司がドライブシュートを決めて同点に追いつく。その後も攻め続けた広島だったが逆転ゴールまでは奪えなかった。
四方田修平監督と同じくチームを率いて4年目を迎えるのはドイツ人のミヒャエル・スキッベ監督。オフに青山敏弘が引退、柏好文(→甲府)、松本泰志(→浦和)、志知孝明(→福岡)、ドウグラス・ヴィエイラ、エゼキエウ、ピエロス・ソティリウ、ゴンサロ・パシエンシア(いずれも未定)らがチームを去った。補強では菅大輝(←札幌)、ジャーメイン良(←磐田)、田中聡(←湘南)のほか、横浜FCから井上潮音を獲得。2月27日、満田誠のガンバへの期限付き移籍と、マッカーサーFC(オーストラリア)からヴァレール・ジェルマンの獲得を発表した。
■苦戦必至。J1最強から勝点を奪え
▼前節ダービーで得られた自信
横浜FCは前節、日産スタジアムで行われたマリノスとのダービーマッチを0-0で引き分けた。過去4回はすべて大敗を喫していたアウェイでの横浜ダービーで、勝点を得たのも無失点に抑えたのも初めてのことだった。
内容的にはマリノスが優勢な試合だったとはいえ、勝てる可能性も十分にあったし、プライドを賭けたダービーでの引き分けに、監督も選手も決して100%満足していたわけではない。とはいえ近年のJリーグを牽引してきて、すでにACLラウンド16進出も決めているマリノスに対し、今季横浜FCがJ1を戦う上でのよりどころとしている堅守で無失点に抑えたことの意義は小さくない。
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