【サッカー人気4位】『プロサッカーアナリストの杉崎健さんと現在の浦和レッズを超…

HAMABLUE PRESS

昇格組同士、いきなりの山場……2025-J1第2節・岡山戦(H) プレビュー

 

■今節の相手:ファジアーノ岡山

▼基本情報

【横浜FC】
14位タイ/勝点0/0勝0分1敗/得点0/失点1
得点者:
アシスト:
出場停止:なし
(2023年度クラブ売上高:36億2700万円、トップチーム人件費:20億8900万円)

【岡山】
2位/勝点3/1勝0分0敗/得点2/失点0
得点者:田上大地(1)、木村太哉(1)
アシスト:加藤聖(1)、柳 貴博(1)
出場停止:なし
昨季の成績:(J2)5位、プレーオフ2戦2勝でJ1昇格
(2023年度クラブ売上高:19億3700万円、トップチーム人件費:7億1500万円)

 

▼前節の岡山は……

ホームで京都に2-0勝利。序盤から京都に苦戦する中で、23分に加藤聖のコーナーキックから先制すると、勢いづいて中盤のルーズボール争いから木村太哉が追加点を奪った。2点をリードされた京都は終盤に押し込むものの得点を奪えず。スベンド・ブローダーセンが試合を通じて3度のビッグセーブで完封した。

昨季J2の5位からプレーオフでJ1昇格。2009年のJ2参入から16年目の悲願達成だった。木山隆之監督が続投。オフに高木友也(→徳島)、田中雄大(→甲府)、本山遥(→神戸)らがチームを去り、立田悠悟(←柏)、江坂仁(蔚山/韓国)、加藤聖(横浜F・マリノス)らが加わった。江坂は23シーズンの夏に横浜FC加入が噂された選手であり、加藤は22シーズンの第2節・ホーム長崎戦(1◯0)で左サイドバックで出場して小川航基に空中戦で負けまくって失点に絡んだことを思い出すが、今季の開幕戦では左ウイングバックで出場している。

 

 

■昇格組同士、いきなりの山場

▼前節は敗戦。岡山には勝利がマスト

ホームで迎えた開幕戦。5回目のJ1挑戦で初の開幕戦勝利を目指した横浜FCだが、FC東京に0-1で敗れた。内容は、特に前半は良かったが、後半に相手の立ち位置の修正でプレッシャーがかからなくなり、押された時間帯に自陣のスローインからボールをつながれ、フリーで走り込んだ白井康介にゴールを決められた。その後は新保海鈴と新井瑞希を投入して攻撃に出て、彼らの躍動はあったものの、5バックで守りを固めた相手を崩すことはできなかった。

「最低でも引き分けなければいけないゲームだった」と四方田監督は言い、「J1では一瞬の隙でやられてしまう。それで勝点を落とすことをチームが自覚してプレーしなければいけない」とンドカ・ボニフェイスは唇を噛む。ただその悔しさは、それだけ試合内容に監督も選手も手応えを得ていたからこそ感じられたものだ。

(残り 2568文字/全文: 3681文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ