【無料記事】高知・宇田光史朗「三ツ沢でやると決まったときに、運命だなと感じました」……J3・JFL入れ替え第2戦 試合後コメント
J3・YSCC横浜とJFL・高知ユナイテッドSCとの入れ替え戦は、12月1日にPikaraスタジアムで行われた第1戦は1-1の引き分け。7日にニッパツ三ツ沢球技場で行われた第2戦で高知が2-0で勝利し、初のJ3昇格を果たしました。
ハマプレはこの試合の取材を予定していましたが、主宰の体調不良により断念。現地に取材に行っていた記者の方にお願いして、現役時代に横浜FCでプレーし引退後はジュニアユースでコーチを務めた経験もある吉本岳史監督と、横浜FCから育成型期限付き移籍中の宇田光史朗のコメントを紹介します。また宇田光史朗に関しては、地元紙の方に彼のこの1年を振り返る特別コラムを書いていただく予定ですのでお楽しみに。
(取材/佐藤亮太)
■高知・宇田光史朗
「試合を通して球際のところや攻撃に関わるところなど。1年間意識してきたことをやりました。個人としてもチームとしても良い終わり方ができました」
──リーグ戦では11月2日の第27節・Honda FC戦(2◯1)以来の勝利でした。
「正直、ここまで来れば気持ちのぶつかりあいだと、選手のあいだで話していました。こんないいチームでサッカーをしたことがないくらい、チーム力には自信がありました。仲間を信じてひたすら走ったら、きょうの結果になりました」
──今後のことは分かりませんが、この1年をどのように振り返りますか
「強い覚悟をもって、高知にJリーグを誕生させる目標をもって加入しました。開幕7連勝したり、終盤、リーグ4連敗もありました。個人的には調子の良し悪しはありました。チームで切磋琢磨するなか、4連敗したときも自分の調子が悪いときも気持ちが沈むことなく、J3昇格だけを考えてきました。最後に目標達成できたことは1年間、毎日やってきてよかったですね」
──横浜FCのホームスタジアムの三ツ沢で決めたことについては?
「まずYS(横浜)と戦うことが決まったとき、三ツ沢でやると決まったときに、運命だなと感じました。横浜FCのサポーターも三ツ沢に来てくれると聞いていたので、そのサポーターに成長した姿を見せるのと、高知にJリーグチームが誕生することを見せたい気持ちでした」
──吉本監督も横浜FCにゆかりのある方ですから、監督も宇田選手と同じ気持ちで臨んだかもしれませんし、恩返しの気持ちもあったかもしれませんね」
「たぶん、そうですね……。本当に運命ですね」