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組み合う相手。今季のサッカーを示せ……2024-J2第2節・大分戦(A)プレビュー

 

■今節の相手:大分トリニータ

▼基本情報

【横浜FC】
7位/勝点1/0勝1分0敗/得点1/失点1
得点者:中野嘉大(1)
アシスト:
出場停止:なし
(2022年度クラブ売上高:28億6100万円、人件費:17億5300万円)

【大分】
7位/勝点1/0勝1分0敗/得点1/失点1
得点者:長沢駿(1)
アシスト:薩川淳貴(1)
出場停止:なし
昨季の成績:9位
(2022年度クラブ売上高:18億2700万円、人件費:10億7000万円)

 

▼前節の大分は……

ホームで仙台に1-1ドロー。互いに強度高く前線からプレスをかけてチャンスを作りあう中、41分に大分GKのキックがミスとなって仙台にわたり先制される。後半は大分がボールを握って試合を進め、83分にボランチのロングスルーパスで抜け出した薩川淳貴のクロスを長沢駿が押し込み、同点に追いついた。抜け出しは明らかなオフサイドに見えたが、J2にはVARがない。そこも注意したいところ。

2022年から指揮をとった下平隆宏監督が昨季で退任し、2016年から2021年まで6年間指揮をとった片野坂知宏監督が再び就任した。3年前を知る選手も残っており、チームの仕上がりは早そうだ。J2に降格して以来、予算が厳しくなっていることもあり主力が年々流出。今オフも高畑奎汰や坂圭祐、藤本一輝らがJ1に流出したものの、実績ある即戦力の補強は行われず。開幕戦では先発の平均年齢24.82歳と若いチームになっている(横浜FCは27.09歳)。

 

 

■組み合う相手。今季のサッカーを示せ

▼山口の術中にハマった開幕戦

横浜FCは前節、ホームで山口に1-1で引き分けた。昨季は20位でギリギリ残留を果たした山口は、J1から降格してきて今季は自動昇格を狙う横浜FCに対して、自分たちのサッカーをするよりも徹底的に弱点を突いて勝点を奪いにきた。

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