STILL ALIVE!!……J1第32節・鳥栖戦(A) マッチレビュー
▼2023明治安田生命J1リーグ 第32節
11月11日(土) 15:06キックオフ/駅前不動産スタジアム(13,236人)
鳥栖 1-3 横浜FC(Jリーグ公式サイト)
【得点】
10′ 横浜FC/ユーリ・ララ
14′ 鳥栖/堀米勇輝
45′+7 横浜FC/カプリーニ
89′ 横浜FC/近藤友喜
湘南が名古屋に前半を終了して2点リードしていることを、横浜FCの選手たちは知らずにキックオフを迎えた。知らずにいて正解だったかもしれない。立ち上がり、前からプレスに行くものの、鳥栖のビルドアップは巧みで、ボールを取れないばかりか、追い込んで大きく蹴らせることもできなかった。ただ、前節・札幌戦のように後ろの押し上げがないまま前線が追って間延びすることなく、引いて押し込まれることもなく、バランスを崩さずに進められたのは、湘南の状況に関係なくこの試合に集中できていたからだろう。
すでに残留を決めた鳥栖は自分たちのやり方を貫き、ハイプレスで主導権を奪いに来た。しかし7分、ンドカ・ボニフェイスからのバックパスを永井堅梧がロングキックで前線に送ると、マルセロ・ヒアンが抜け出してゴールネットを揺らす。これはVARの結果オフサイドとなったものの、ゴールネットを揺らしたという事実が横浜FCイレブンに勇気をもたらしたように見えた。
残留へ崖っぷちのアウェイチームと、前節で残留を決めたホームチーム。ここから試合が一気に動き始めた。
【選手交代】(横浜FCのみ)
67′ マルセロ→伊藤翔、慶治朗→坂本
72′ 山根→近藤
89′ 吉野→マテウス、カプリーニ→三田
▼前半のうちに2得点
ゴールは取り消されたものの、横浜FCイレブンの動きにダイナミックさが出てきた。
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