2023年02月23日 17時48分　
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タグ : 四方田修平

2023シーズンJ1第2節・湘南戦を翌日に控え、四方田修平監督がオンラインによる試合前会見に応じました。話題がとっちらからないように順番を入れ替えているところもありますが、ほぼ全文を紹介します。

※質問者の所属
（A）……共同通信
（B）……スポーツ報知
（C）……NHK
（D）……ハマプレ
（E）……スポーツニッポン

■四方田 修平監督

――あらためて名古屋戦で得た教訓や反省点は？（A）

「やはり崩すところの迫力、そこから先に最後得点を奪うところ、前半は特にそこが足りなかった。そこは修正できればと思っています」

――湘南戦に向けての準備で重視したポイントは？（A）

「ラスト1/3の崩しの意識。ゴールに向かう迫力、その質も含めてトレーニングで意識づけしました」

――メンバーは継続していくか、替えていくか、話せる範囲でお願いします。（B）

「継続もしていきたいしチャンスも与えたい。両方ありますね(笑)。どうなるのか明日楽しみにしてもらえればと思います」

――月曜日の練習公開で負傷した選手がいましたが、その後の状況は？（B）

「そこは明日の試合に触れる部分なので控えさせてもらいたいと思います。必要があれば(負傷について)公式な発表をするつもりです」

――開幕前に、「これだけ人数が多いと、誰を起用するというより誰を外すかのほうが悩ましい」というお話がありましたが、次節の起用のポイント、優先する基準は？（C）

「その悩み、苦しみというのは開幕して直面しています。苦しいですね、本当に。スタッフのミーティングが去年の倍になっていますし(笑)。ただ、スタメンも内容的には悪くなかったし、交代して入った選手も良かったですし、入ってない選手も練習で良い動きをしてくれているので、勝つためにどの選択をするのがいいかというのが一番のポイントだと考えています」

――スタッフミーティングが倍になっているというのは、スタッフの人数が倍ということですか？　それとも人数が増えて意見が多くて時間が倍になっていると？（A）

「両方ですね。それで最終的に自分が決断するまでに時間がかかるというのが、去年より時間がかかっている部分です」

――今節の相手、湘南の印象は？（A）

「今まで通り湘南のイメージは維持しつつも、さらにアグレッシブな、自分たちから攻守ともにアクションを起こしていくようなカラーが強くなっている印象です。われわれも、走ること、球際、切り替えなどベースとなるところで負けないことを前提に、攻守にそれぞれポイントにしている部分はあるので、そこで主導権を握れればと思います」

――開幕戦でハットトリックした大橋祐紀選手、1ゴール1アシストの小野瀬康介選手などがいますが、選手個別の印象を教えてください。（B）

「2トップはフィジカルが強い。大橋(祐紀)選手が3点取りましたが、昨年から町野(修斗)選手の成長に伴ってチームとしての推進力が上がっているところ。あとは中盤の平岡(大陽)選手、小野瀬(康介)選手、出場しなかった阿部(浩之)選手も含めて得点に絡むクオリティが上がってきている。そがチーム力アップにつながっていると思います。非常に手強い相手だと思いますが、何とか結果を出したい」

――今季チームが大事にしているインテンシティの部分で、名古屋戦の走行距離は120km台でリーグ全体の5位でした。一方でスプリント数は17位。この数字はどう見ていますか？（D）

「試合展開がそういう試合展開だったと理解しています。走行距離とスプリント数は、一試合だけで見るとその試合内容に影響されるので、片側が守備的なゲームをするとどうしても数値は上がりづらくなるというのは間違いなく言える。シーズンを通して高い数値にしていきたいとは思っていますが、ゲームによってはそうならないので、名古屋戦については数値が出づらいゲームだったということです」

――ラスト1/3の崩しの意識。ゴールに向かう迫力につながる部分ではあると思いますが、スプリントはもう少し伸ばしたかった？（D）

「いや(笑)、データというのは振り返ってみて、長いこと試合をやってから考えることだと思っているので、1試合だけのデータでそこにこだわる必要はないのかなと思っています。数値だけ出そうと思えば選手を代えていけばいくらでも出ると思っているので」

――その話を受けて恐縮ですが、湘南の開幕戦の走行距離は128kmとトップの数字だったことについては？（D）

「一節を取り出した数値というのはまったく気にしていませんが、湘南というチームを分析するとそこ(走力)が長けているチームだとは思っています。全選手が走れる、全選手がサボらない、そういうチームなので。ただ自分たちもそこを目指しているので、そこで負けないことは明日の試合でこだわっていきたい」

――湘南戦は神奈川ダービーになります。ダービーにかける思いは？（A）

「やっぱり自分たちの存在意義、目的として地元の人たちに喜んでもらいたいというのが一番なので。明日は神奈川県内のチーム同士の試合ということで、より横浜市、湘南地域の方たちに喜んでもらえるように、より熱いゲームをしなければいけないと思っています。お互いにアグレッシブなチーム同士だと思うので、期待に添えるようなゲームをしたいですね」

――このあと近藤友喜選手に取材対応していただきますが、彼を開幕スタメンに抜擢した理由と、今季の彼に期待するところは？（E）

「スピードと動き出しに優れ、突破力のある選手なので、そこに期待しました。試合ではより多くの得点に絡んでほしいと期待しています」

――開幕戦のパフォーマンスを見て、個別に話されたことは？（E）

「個人としては直接話をしていませんが、コーチングスタッフから『もっと良さを出してもらいたい』『ボールを持ったところ、持っていないところも含めて、もっと突破を意識してもらいたい』と伝えています」

――周りを気にせず、思いきり自分の良さを出してほしいと？（E）

「そう言う話をすると、ボールを持って勝負しろということになりますが、そこに限らず、ボールを持ってないところの動き出しも含めて話をしました」