【VS北海道コンサドーレ札幌preview】限界突破へ森重に息づく長友イズム 「この年齢で悔しいと思えたこともいい時間」
◇6日 J1第12節 北海道コンサドーレ札幌 – FC東京(札幌ドーム)
沸々と湧き上がってくる感情と、ズキズキとする胸の疼きに懐かしさを感じた。今月21日に37歳を迎える森重真人は、そんな自分に驚いていた。「まだ、そう思えるのだ」、と新鮮な気持ちになったという。
「悔しいと思えたこともいい時間だった。この年齢で、それを思えるのもいいなって」
今季J1で、第11節を終えて先発フル出場は5試合。残りの6試合は全てベンチで過ごしてきた。ここまで試合に出られていない時間が続くのは「プロ1年目と、2年目の最初以来じゃないかな」という。森重は「でも」と言い、こう言葉にする。
「今、当時と比べると、まだまだだなって思った。まだあのときと同じじゃないなって感じている。まだまだだと思う。心の底から『オレを使え』と思えていないかもしれない。あのときとは違っているところがある。うーん……。代表の時みたいだなって槙野(智章)とかが試合に出ているのを見ていた、あのときの感情に似ているのかもしれない」
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