【サッカー人気2位】安部裕葵「サッカーをしてストレスが溜まるフェーズまで来たん…

「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

内容はさらに改善も、決めなきゃ、止めなきゃ勝てない。【J3第6節 FC琉球戦 レビュー】(25.3.24)

2025明治安田生命J3リーグ第6節

2025年3月23日14時キックオフ タピック県総ひやごんスタジアム

入場者数 2,262人

FC琉球 2-1 栃木SC

(前半1-0、後半1-1)

得点者:31分 富所悠(琉球)、60分 福森健太(栃木SC)、88分 岩本翔(琉球)

気温 22.4℃
湿度 34%
ピッチ 晴れ

<スターティングメンバー>

GK 1 川田 修平
DF 3 大森 博
DF 2 平松 航
DF 25 岩﨑 博
MF 22 高橋 秀典
MF 11 青島 太一
MF 47 吉野 陽翔
MF 8 福森 健太
FW 7 棚橋 尭士
FW 9 菅原 龍之助
FW 10 五十嵐 太陽
控えメンバー
GK 27 丹野 研太
DF 33 ラファエル
DF 40 高嶋 修也
MF 39 屋宜 和真
FW 18 川名 連介
FW 19 庄司 朗
FW 29 矢野 貴章
FW 38 小堀 空
FW 80 オタボー ケネス

46分 高橋→川名
46分 菅原→オタボー
83分 五十嵐→矢野
89分 青島→庄司
89分 青島→ラファエル

 

▼左サイドのボールの流れが改善

押している時間のほうが長かったが、チャンスを決め切れず、相手のターンになったわずかな時間にゴラッソ含む2発をねじ込まれた。

あるあるだ。ずっと攻めていても点が取れないとこうなりやすい。90分トータルでCK10本もあったので、それも含めてどうにかしたかった。

試合全体を通してハイプレス連動もビルドアップも精度がついていた。だが、前進した先のラストパスやフィニッシュにもうひと越えがなかった。

「(内容は)良くはなってきているけれど、それを結果につなげることに拘って次に向かっていきたい」(福森)

勝てる可能性を高めながら、琉球に攻勢の時間帯をほぼ作らせず、それでも負けた。厳しい敗戦だ。

 

いきなり2分にチャンス。ハイプレスで引っ掛けたボールを青島が五十嵐にラストパスを通すが、ややずれる。もったいない。

試合前に小林監督が半ば宣言していたとおり、今節は左CBの岩﨑を起点とする配球が冴えていた。序盤から五十嵐へのパスルートを確保しようという意識が見えた。一番大きなチャンスは23分のシーンだ。

右サイドから展開されたボールを岩﨑が受けると、左ワイドの福森が下がり気味の立ち位置を取って相手右サイドバックを前へと釣り出す。そうしてできた相手右CBの脇のスペースに五十嵐が流れながら走り、背後を取ることに成功。五十嵐はペナルティエリア内にカットインしてフィニッシュ。ゴール前に詰めていた菅原の足元にボールがこぼれたが、うまく合わせられなかった。

 

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