この悔しさ、この屈辱、忘れてなるものか。【J2第38節 徳島ヴォルティス戦 レビュー】(24.11.13)
2024明治安田生命J2リーグ第38節
2024年11月10日14時キックオフ カンセキスタジアムとちぎ
入場者数 5,899人
栃木SC 0-0 徳島ヴォルティス
(前半0-0、後半0-0)
得点者:
気温 24.1℃
湿度 34%
ピッチ 良
<スターティングメンバー>
GK 27 丹野 研太
DF 23 福島 隼斗
DF 5 大谷 尚輝
DF 33 ラファエル
MF 7 石田 凌太郎
MF 4 佐藤 祥
MF 44 揚石 琉生
MF 30 福森 健太
FW 38 小堀 空
FW 45 山本 桜大
FW 29 矢野 貴章
控えメンバー
GK 1 川田 修平
DF 40 高嶋 修也
MF 10 森 俊貴
MF 6 大森 渚生
FW 18 川名 連介
FW 19 大島 康樹
FW 42 南野 遥海

74分 揚石→大森
79分 福森→川名
79分 山本→大島
86分 石田→森
86分 福島→高嶋
※遅くなりました。
▼双方がやり合うゲーム
栃木のゲームだった。
間髪置かずに前から圧力をかける。対する徳島はうまく、サイドの攻防で掻い潜られるが、逆サイドに変えられても素早く帰陣し、決定的な前進は許さない。
栃木は右サイドの小堀が間で足下で受けるシーンと、背後に抜けてもらうシーンと、このバランスが非常に良く、相手陣の深くで再三起点を作れていた。石田が投げ入れるロングスローもチャンス化できていた。
左サイドは初スタメンを飾った山本がインパクトを残した。やはり初スタメンを飾った揚石から斜めに差すボールに対し、浮いた位置で受けると前へターン。左ワイドの福森にそのまま預けるのではなく、まずは相手ゴールへ最短距離を目指し、ドリブルで中へと斬り込んだ。
「レイソルのときよりも走れるようになったし、ボールを持ったときにもたつかず、シンプルに身体が動くようになってきた」(山本)
栃木加入後の直近3カ月の実感について試合直前にそう語っていたが、山本が”違い”をもたらしているのは明らかだった。返す返すもシーズン終盤戦の、山本の負傷離脱は痛かった。
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