J1第9節全試合振り返りLIVE(J論)【4/7(月)22時】

「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

下位直接対決の大一番。栃木はもう一度、強気にタフに「前へ」。【J2第30節 徳島ヴォルティス戦 プレビュー&コラム】(23.8.12)

前節はアウェイで群馬と対峙して0対1。先手を奪われ、その後精彩を欠く戦いとなった。仕切り直しの一番である。29節終了時点で7勝10分12敗、勝点31、順位は19位。今節は降格圏21位の徳島ヴォルティスとのホーム戦に挑む。勝ち切って突き放すことができるか。キックオフはカンセキスタジアムとちぎにて13日(日)19時を予定する。 

 

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コンパクトさは最低限

21位徳島との下位直接対決、6ポインター。栃木が勝ち点31、徳島は勝点29。徳島を突き放し、上のグループ内に潜り込めるかという大一番を迎える。

栃木は前節群馬戦(●0-1)において後半早々に失点したあとにコンパクトさを欠いた。

チーム一丸の守備が勝負の生命線となる栃木にとって、コンパクトさは不可欠。コンパクトでなくなった時点で凧糸が切れたように収集が付かなくなるが、前節の後半は一定の時間でそれが起きてしまった。

「前へ」奪いに行くならば行く。手綱を握るならば握る。プレッシングはイワシの群れのごとく全員が同時に連動しながら相手に立ち向かう必要がある。それが残り13試合において最低限やるべきマスト。それなくして勝点3はないし、浮上もない。チームの得点や堅守はそれがあって初めて成立する。

「プレッシングのところで前節足りなかった部分は自分たちが良かったときを思い起こさせる、これをやらないと我々ではないというモノを持ちつつ、色々なものを想定して挑みます」(時崎悠監督)

基本は「前へ」。そして90分間、攻守において足を止めない。もう一度、そういう戦いを期待したい。

 

対峙するのは21位徳島だ。

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