「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

勝てば順位が入れ替わる一戦。今季の集大成といえるゲームにできるか。【J2第42節 ツエーゲン金沢戦 プレビュー&コラム】(22.10.22)

前節はホームで水戸に3失点逆転負け。今季はラスト1試合。アウェイに乗り込んで迎える金沢戦に勝てれば、順位を逆転できる一戦だ。今年の栃木が積み上げてきた戦いを示し、最後は勝って締め括りたい。今節は石川県西部緑地公園陸上競技場にて14時にキックオフを迎える。

 

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さあ、今季の最終節だ。

アウェイに乗り込む金沢戦。金沢は勝点51で15位。勝点48で17位の栃木は得失点で有利なので、勝てば順位が入れ替わる。

すでに来季の続投がリリースされている時崎監督は「直接対決で勝って上にいく習慣をつけないといけない」と語り、来季に向けて一試合も無駄にできないという構えだ。今季は”直接対決”をことごとく落としてきた印象が強く、最終節に一矢報いることができるか。

レポートしたとおり、今週のトレーニングでは前節露呈した課題であるリスタートの守備を早々に再確認した。今季は41節終了時点で40失点とリーグで3番目タイに少ない失点数を誇るが、そのうち3分の1以上をリスタートから喫しており、その課題に対して成功体験を掴んで終わりたいという状況にある。

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