足を止めず「前へ」の良き流れを3発快勝に結実させた夜。【J2第28節 ヴァンフォーレ甲府戦 レビュー】(23.7.29)
2023明治安田生命J2リーグ第28節
2023年7月29日18時キックオフ カンセキスタジアムとちぎ
入場者数 4,561人
栃木SC 3-0 ヴァンフォーレ甲府
(前半1-0、後半2-0)
得点者:38分 大島康樹(栃木)、63分 大島康樹(栃木)、90+2分 イスマイラ(栃木)
天候 晴
気温 32.2℃
湿度 45%
ピッチ 良
<スターティングメンバー>
GK 41 藤田 和輝
DF 23 福島 隼斗
DF 16 平松 航
DF 6 大森 渚生
MF 3 黒﨑 隼人
MF 7 西谷 優希
MF 4 佐藤 祥
MF 30 福森 健太
FW 19 大島 康樹
FW 38 小堀 空
FW 36 山田 雄士
控えメンバー
GK 1 川田 修平
DF 21 吉田 朋恭
DF 5 大谷 尚輝
MF 10 森 俊貴
MF 31 石田 凌太郎
MF 8 髙萩 洋次郎
FW 99 イスマイラ

73分 黒﨑→石田
80分 福森→吉田
80分 大島→イスマイラ
87分 大森→大谷
87分 西谷→髙萩
▼前半は左サイドの攻撃で主導権を握る
天皇杯広島戦(〇2-0)に近い勝ち方だった。ベストゲームに近い。
広島戦は見事な勝ち方だったが、ついにリーグ戦でもやり切ってしまった。先制し、ピンチを凌ぎながら足を止めずに2点目を奪う。今節は足を止めずに3点目も奪った。
ここ数試合同様、攻守ともに「前へ」が強調された戦いぶりだった。
甲府の4-2-3-1に対し、栃木は3-1-4-2の立ち位置を取り、マンツーマン気味に当てはめて前から圧力を掛けていく。
序盤からセカンドボールの行方、クリアボールの行方が甲府に渡ったときには甲府の鋭いカウンターが炸裂した。11分にはカウンターから背後を取られて最後はジェトゥリオに決定機を作られたが、わずかに上へ。
いきなりのピンチを迎えながらも栃木の選手たちは怯まず、よどみなく「前へ」足を踏み出していく。
前半の栃木の攻撃は左サイドが中心だった。
福森にボールが渡ると、大島や山田が顔を出し、後ろからは間髪なく大森が駆け上がり、攻撃に参加していく。
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