スペクタクルな2ゴールと劣勢に陥った後半のなぜ。【J2第28節 レノファ山口戦 レビュー】(22.7.24)
2022明治安田生命J2リーグ第28節
2022年7月23日19時キックオフ カンセキスタジアムとちぎ
入場者数 3,564人
栃木SC 2-1 レノファ山口
(前半2-0、後半0-1)
得点者:5分 オウンゴール(栃木)、14分 根本凌(栃木)、69分 生駒仁(山口)
天候 晴
気温 27.4℃
湿度 78%
ピッチ 良
<スターティングメンバー>
GK 1 川田 修平
DF 3 黒﨑 隼人
DF 15 大谷 尚輝
DF 16 カルロス グティエレス
DF 30 福森 健太
MF 14 谷内田 哲平
MF 24 神戸 康輔
MF 8 髙萩 洋次郎
MF 18 大森 渚生
FW 29 矢野 貴章
FW 37 根本 凌
控えメンバー
GK 41 藤田 和輝
DF 28 吉田 朋恭
MF 17 山本 廉
MF 33 磯村 亮太
FW 19 大島 康樹
FW 21 トカチ
FW 32 宮崎 鴻

66分 髙萩→山本
75分 根本→大島
75分 谷内田→磯村
90+1分 矢野→宮崎
▼電光石火の2ゴール
「うおっ」と思わず声が出てしまった。声出し禁止だろうと反射的に出てしまうのだから仕方がない。
5分の髙萩のフリックパスだ。
ハイラインとハイプレスを矜持とする者同士の戦い。山口のDFラインの背後にはスペースがあり、髙萩はそれを見逃さなかった。
「福森選手が背後に走っているのはわかっていた。自分のところに相手のサイドバックが来るか、それとも下がって対応するか、ということを背中で感じながらだったが、相手のサイドバックが僕のところにプレッシャーくるのがわかったので、その背後のスペースを狙った」(髙萩)
背後へのボールに対し、試合前に「走ればパスが出てくる」と話していた福森が”待ってました”とばかりに反応。ボールを受けるや、逆サイドへライナー性のクロスを挙げると、相手のペナルティエリア内に走り込んでいた黒﨑が頭で折り返し、これが相手のオウンゴールを誘った。電光石火のファーストゴールだった。
序盤、栃木は山口を圧倒した。攻勢を掛けられた理由は大きく2点。
(残り 4367文字/全文: 5212文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ