吉田朋恭は再び恩師の下へ。加入直後インタビュー「攻撃のバリエーションを増やすための何かを与えられたら」【インタビュー】(22.7.26)

©TOCHIGI SC
20日に加入のリリースがあった吉田朋恭。時崎監督が福島のコーチだった2020年に福島の選手としてJ3で全試合に出場、翌2021年は時崎監督の下で主将に任命されたが、開幕直前に山形に個人昇格することになった。今回、あれから1年半を経て恩師の下に戻ってきた格好だ。チームはコロナ陽性者を多数発生させている関係で現在の練習は完全非公開にあり、吉田が練習する様子は見られていないが、26日の練習後のオンライン取材では移籍に関わる思いなどを語ってくれた。
▼また少しでも力になりたい
――今回、山形から完全移籍となりました。福島時代の恩師である時崎監督の下で再びプレーすることになりましたが、オファーをもらってからの決意を教えてください。
「まず山形で試合に出られなくなり、メンバーにも入れなくなってしまったことがあります。そうなる以前から時さんには気にかけてもらっていて、僕が試合に絡めなくなったときに『来年ではなく、この夏に獲得したい』というお話をいただきました。僕自身も試合で出ることで成長することは福島時代に感じていました。もちろん栃木に移籍したからと絶対に試合に出られるわけではないとわかっています。ただ、時さんには福島時代より以前、湘南ベルマーレでコーチをされていたときからお世話になっているし、また時さんの下で少しでも力になって恩返しがしたい、という気持ちで移籍を決断しました」
――吉田選手にとって時崎監督はどんな存在ですか?
「大学時代に時さんが率いるチームで一緒に時間を過ごさせてもらったのですが、福島時代もコーチと選手という関係の中、厳しいことも言ってもらいましたし、試合に出続けているときには『どんどんチャレンジしていこう』という言葉掛けなど、僕が成長するために必要なことを常に言ってもらっていました。そういう方にまた恩返しできるチャンスがあることは本当にありがたいなと思っています」
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