地元出身の19歳、小堀空が開幕スタメンフル出場。自身の手応えと指揮官の狙い。【トピックス】(22.2.23)
▼実は中学時代は駅伝メンバーだった
開幕戦で驚かされたのは、小堀空のスタメン起用だろう。しかも、センタフォワードではなく、右シャドーでの起用だった。
「プレシーズン中の紅白戦で一度シャドーでプレーしたときの感触が良かったんです。その次からシャドーでもプレーするようになっていきました」
開幕節前日の練習でも小堀はシャドーのスタメンとしてプレーしていた。
「前日の練習の様子だと自分は後半に(矢野)貴章さんと交代する流れだったんですけど、後半になったときに『まだ走れるよ』という意味でプレッシャーもガンガンかけてベンチにアピールして絶対に交代させないようにしていたんです(笑)」
そうして見事に、自身初となる開幕スタメンかつフルタイム出場である。後半になってチームが”背後へ”の意識を高めたこともあり、小堀の背後へランニングできる強みがマッチしたこともプラスに出たのだろう。
小堀のユース時代を指導した浜嶋淳郎コーチによれば、小堀が高1だったときにウイングバックで起用していた時期もあったそうだ。
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