「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

予想されるバトル合戦と高速展開。先手必勝に持ち込めるか。【J2第7節 FC町田ゼルビア戦プレビュー】(20.7.25)

前節、栃木はホームで金沢に0-1。3連戦で3連勝とはならなかった。2勝1分3敗で勝点7、順位は15位につける。今節対峙するFC町田ゼルビアは前節水戸に0-4で大敗し、初黒星。1勝4分1敗で順位は17位。4-4-2のソリッドな戦いをする同系町田との真っ向勝負が予想される。第7節は7月26日、町田GIONスタジアムで19時キックオフ。

 

▼町田戦も必勝パターンに持ち込めるか

3連戦が終わって、また3連戦だ。

「今やっているサッカーを3連戦でやり通せたことは自信になりました。3戦目(金沢戦)は少しパワーダウンこそしましたが、そこはちょっとしたことで変わると思います」(瀬川)

いかにチームのパフォーマンスを落とさずに連戦を乗り切ることができるか。イレギュラーなスケジュールとなった今季の最大のテーマだろう。

この3連戦では、先の3連戦の課題をどう克服するか。一つの焦点だ。

今季は6試合を消化し、見えてきたものがある。千葉や大宮に勝利できるに至ったチームについて佐藤が語る。

「相手がこうくるからこうするという受け身ではなく、 自分たちが守備で主導権を握ることを意識し、突き詰めていった結果だと思います」

相手がどこだろうと関係ない。アグレッシブな守備で相手を圧して主導権を握り、速い攻めから先手を取る。それが今季の必勝パターンだ。

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