「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

盛況なオンライン交流会に感じる”劇場感”。【Column】(20.5.3)

自らグッズを着用してアピールする矢野貴章。

マスクはこれ。

 

▼そこにはホストと距離が近く、特別な空間が

昨日、「TOCKEY SQUARE Zoom支店」を覗いてみた。

オンラインでの接客を担当したのは矢野貴章だ。ZOOMが用意したプライベート空間の中の矢野貴章が、限定された空間にいる何人かだけに語りかけていた。

「皆さん雨の日はどうされているんですか?」

「グッズ以外のことでも何でも質問してもらっていいですよ?」

矢野のテンポの良い問いかけに一人の男性が言った。

「僕は矢野さんと同い年の36歳なんです。36歳が仕事用にも使えるアイテムがほしいんです」

「お、いいですねえ、そういうのをどんどん言ってください」(矢野)

その空間にいる参加者たちは、その他大勢の中の一人ではなく、皆さん顔を出して話を聞いていることもあり、矢野貴章から自分が声をかけられているという感覚があったに違いない。矢野貴章の写真をバーチャル背景に指定したファンの一人は、その距離の近さに胸の高鳴りを覚えずにはいられなかっただろう。

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