「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

田坂和昭監督「選手を動かすのは我々の仕事であって、何度も伝えるのが我々の仕事であって、それができていないことが大きな問題だと思います」【J2第24節柏レイソル戦後のコメント】(19.7.27)

2019明治安田生命J2リーグ第24節

2019年7月27日18時キックオフ 栃木県グリーンスタジアム
入場者数 5,815人
天候 晴れ、弱風
気温 28.6
湿度 79%
ピッチ 良芝、乾燥

栃木SC 1-2 柏レイソル
(前半1-1、後半0-1)
得点者:2分 乾大知(栃木)、17分 オルンガ(柏)、46分 クリスティアーノ(柏)

<スターティングメンバー>

GK 50 ユ ヒョン
DF 36 乾 大知
DF 4 藤原 広太朗
DF 15 森下 怜哉
MF 37 浜下 瑛
MF 5 ヘニキ
MF 26 枝村 匠馬
MF 45 瀬川 和樹
FW 9 大黒 将志
FW 10 西谷 和希
FW 31 三宅 海斗
控え
GK 23 川田 修平
DF 30 田代 雅也
MF 29 川田 拳登
MF 11 平岡 翼
MF 21 大﨑 淳矢
FW 8 廣瀬 浩二
FW 47 キム ヒョン

田坂和昭監督

63分 枝村→キム
81分 藤原→川田拳
86分 三宅→大﨑

(撮影は永島一顕)

◆田坂和昭監督

「毎回ですが、わかっていることでやられているのは本当に悔しくてしょうがない気持ちです。ただ、選手を動かすのは我々の仕事であって、何度も伝えるのが我々の仕事であって、それができていないことが大きな問題だと思います。それをどう改善するのか、常日頃から色々な角度からアプローチをしているのですが、なかなか成果が上がらないというのが現状です。それが何かといえば、オルンガの背後へのボールは必ず彼が飛び出してくるよ、と。足が出てきますよ、というシーンは(試合前にも)2シーン見せました。長崎戦、甲府戦でもペナルティエリア内でオルンガの足が出てきてゴールを決めたシーンを見せました。しかし1失点目は同じようなシーンで奪われてしまっています。2失点目に関しては、我々は後半の開始15分以内の失点が非常に多いんです。これは何度も言ってきました。前回の試合も後半3分に失点しています。今日は後半開始1分で失点しています。ハーフタイムには『後半の立ち上がり15分は絶対にゼロで抑えろ!』と送り出した中で最初のシュートでやられている。前半相手はうまくいっていなかったので、クリスティアーノと江坂が中に入ってきてプレーするぞ、というインフォメーションもしました。相手の監督が想像することを考えてインフォメーションしましたが、後半早々に図星でやられてしまっている。だからこそ、我々は選手を動かすことを考えないといけないので、また違う角度から選手を動かすことを考えます。結果を出さないと話にならないし、まだまだ隙があるチーム状態だからこういう結果になってしまうと思っています。連戦なので、また明日からもう一度みんなで話しながらやっていこうと思います。内容自体は相手は右と左でやることが違うのですが、前半はストロングを消せていましたし、後半はサイドが中に入ってくるところも、逆転されたあとはうまく消すことができました。ただ我々が追加点を奪えなかったことが敗因なので、そこはまた考えたいと思います」

(残り 1391文字/全文: 2711文字)

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