「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

仲間のために走り、闘い、選手たちが一つになった姿は見られるか。【J2第22節レノファ山口戦プレビュー】(19.7.12)

前節はアウェイで琉球に0-3で完敗。これで4連敗となった。前期戦を終えて3勝、20位。もうあとがない。後期戦で巻き返すためにも、初戦となる次節レノファ山口戦は大事な試合だ。攻撃力に長ける相手に対し、栃木はどう対抗するか。栃木県グリーンスタジアムで18時キックオフ。 

闘将、頼む!

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▼もう一度サッカーの原点、守備の粘り強さを

今週の練習レポートに記してきたように、ここでチームは守備意識を徹底することに切り替わった。走る、闘う、球際、クロス対応、セカンド対応、身体を張る――。随所に粘り強さを見せられるかが一つのポイントだ。

思えば、粘り強い守備をベースに4連続ドローで勝点を掴んでいた頃、「そろそろ勝たないといけない」となって迎えた新潟戦(●0-2)から鹿児島(●0-2)、愛媛(●1-2)、琉球(●0-3)と敗れて4連敗。4試合連続で複数失点。この間、以前あった粘り強さ、走る、闘う、という色が薄らいだ印象がある。

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