「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

栃木対策を乗り越えずに先はない。【J2第19節鹿児島ユナイテッドFC戦レビュー】(19.6.23)

2019明治安田生命J2リーグ第19節

2019年6月22日19時キックオフ 白浜スタジアム
入場者数 5,027人(うち栃木サポーターはバックスタンドに約70人、メインスタンドに30人、合計約100人)
天候 雲、弱風
気温 25.8
湿度 73%
ピッチ 良芝、水含み

鹿児島ユナイテッドFC 2-0 栃木SC
(前半0-0、後半2-0)
得点者:58分 赤尾公(鹿児島)、70分 韓勇太(鹿児島)

<スターティングメンバー>

GK 50 ユ ヒョン
DF 27 久富 良輔
DF 4 藤原 広太朗
DF 15 森下 怜哉
MF 21 大﨑 淳矢
MF 40 寺田 紳一
MF 26 枝村 匠馬
MF 14 西谷 優希
FW 19 大島 康樹
FW 10 西谷 和希
FW 37 浜下 瑛
控え
GK 23 川田 修平
DF 18 坂田 良太
DF 7 菅 和範
MF 5 ヘニキ
MF 11 平岡 翼
FW 8 廣瀬 浩二
FW 42 イ レジュン

田坂和昭監督

65分 寺田→ヘニキ
73分 大島→平岡
83分 大﨑→イ

天一のうま塩からあげ。喜作のソーセージに匹敵するヒット。僕的に。

▼前半はいつもどおりの栃木だったが相手の対策は随所に 

前半から鹿児島がサイドの高い位置に張ったサイドバックを起点にしたクロス攻撃を仕掛けてきたが、栃木は持ち前の強固なクロス対応でしっかりと応戦していた。

「相手にサイドを押し込まれる場面もありましたが、最後のところは防げていたし、今日は中盤も相手がくさびに入れてくるボールを何回かカットしてくれていました。それらの意識は新潟戦に比べて良くなったと思います」(藤原広太朗)

前節新潟戦で何本もスパンと縦に入れられてしまった相手の縦パスも通させないようにまず中を閉じ、外に追いやる守備ができていた。

「前から行くときは行けていたし、何度か前で相手ボールを引っかけることもできていました。今日は失点を防ぎながらも何としても先制点を奪おうという意識が強かった。引っかけてチャンスもできていたし、そこで先制できなかったのが痛かったです」(西谷和希)

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