「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

「朝一からいきなりマックスで蹴っていた」廣瀬浩二が元栃木SC柏クリスティアーノの在籍当時を振り返る。【トピックス】(19.4.12)

次節対峙する柏レイソルには元栃木SCのクリスティアーノがいる。2013年、オーストリア1部の名門レッドブル・ザルツブルグで出場機会を失っていたクリスティアーノが栃木SCにやってきた。そして彼は有り余るパワーを放出し、1年間で16ゴール16アシストという化け物級の数字を残して翌年、当時J1のヴァンフォーレ甲府へ去って行った。その後のJ1でのコンスタントな活躍は周知のとおり。栃木SCで13年にクリスティアーノとともにプレーしたのは廣瀬浩二と菅和範の二人だけとなった。今回、廣瀬浩二に当時のクリスティアーノの印象について聞いた。

――そういうわけで、当時のクリスティアーノとの思い出をお願いします。

「思い出すのはあれです。朝一で練習グラウンドに出てきて、いきなりマックスでボールを蹴っていたことです。一切アップはなし。それなのにめちゃくちゃ思い切り蹴っているんです。今まで一緒に戦った選手のなかでクリスのシュートが一番えぐいし、あれはGK泣かせです。あんな弾道のシュートは見たことない。音もめっちゃすごいし。クリスは栃木に来た当初より確実にうまくなっていますね」

――当時はどんな印象でした?

(残り 1188文字/全文: 1681文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ