「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【プレビュー】栃木SC J2第42節ジェフユナイテッド千葉戦 勝って終わる。欲しいのはそれだけ。

前節は首位松本山雅に競り負けて悔しい負け。ホームでの最終戦を白星で飾れなかった。栃木は131018敗、勝ち点4917位。今季の最終戦はアウェイでのジェフ千葉戦となる。前期は01で敗れた相手。互いに昇格も降格もかからない試合となるが、相手とはこの一戦に懸ける思いが違うことを姿勢で見せつけたい。横山栃木のザ・ラストマッチは、フクダ電子アリーナで14時キックオフ。

勝って終わるにはこの男の決定的な仕事が必要だ。

 

終わりよければすべてよし

 

「しっかり結果を掴んで終わりたい」(温井駿斗)

「負けて終わるのは嫌。勝って終わりたい」(川田拳登)

「勝ちたい。その気持ちが一番強い」(西谷優希)

 

どうしても勝って終わりたいのである。栃木SCに関わるすべての人たちの総意だろう。

横山栃木らしい試合を90分間続けて勝ち切ることを目指す。そういう試合だ。

前節は松本山雅を追い詰めながら01で惜敗。あれから中5日。まだあの悔しさが生々しく残っている。

その悔しさも上乗せして、リベンジを期す一戦。終わりよければすべてよし。横山栃木の有終の美を――。俺たちは懸けるもんが違うんだ。そんな試合を見せつけて今季を締めたい。

 

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