「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【プレビュー】栃木SC J2第22節FC町田ゼルビア戦 栃木の十八番「局面のバトル」が極限まで強調される試合。

前節は千葉に惜敗し、6連敗、9戦勝ちなし。未だトンネルの出口が見えていない。今節からシーズンは折り返し、後期戦に突入する。相手は3位の町田。直近5試合は3勝2分けと好調だ。栃木にとっては難敵に違いないが、前期戦の戦いで勝機があったように勝点3を掴むことも不可能な相手ではない。後期戦の初戦、栃木は現状の流れを変える一戦にできるか。今節は18時から町田市立陸上競技場でキックオフ。

町田は地元。多くの旧友たちが駆け付ける一戦で、是が非でも集中した守備を、勝点3を。頼むぞ服部。

同スタイルの町田相手に期待できること

今節から後期戦、つまり残りは21試合。泣いても笑っても残り21試合だ。

「どんな形でもいいから、オウンゴールでもなんでもいいから勝つこと」

西澤代志也の言葉に集約される一戦だ。前節の千葉戦の後半はかなり相手を押し込んだ。内容もついてきた。だが関係ない。結果を掴めていない事実は変わらない。三度の飯より勝点3。このチームの歯車を再びかみ合わせるのは勝点3しかない。

 

今節はチームトップスコアラーの西谷和希が累積警告のため出場停止となる。4-4-2のオーソドックススタイルの町田の守備は堅い。アクセントを付けられるドリブラーの存在が不可欠なだけに、西谷の欠場は痛い。しかし栃木には浜下瑛がいる――という活躍ぶりを期待したい。

 

今節の相手は町田。1074敗、勝点37で現在3位につける。

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